【追悼】東日本大震災そして福島第一原発事故の発生から6年【未だ復興せず】
2011年(平成23年)3月11日(金曜日)14時46分18秒、仙台市の東方沖70kmの太平洋の海底を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震と大津波によってもたらされた東日本大震災と福島第一原発事故。あれから6年が経ちました。 17年3月10日現在、震災による死者・行方不明者は18,446人(震災関連死を除く)、建築物の全壊・半壊は合わせて401,885戸が公式に確認されており、不自由な避難生活を強いられている人は123,168人にものぼります。 確かに巨大堤防や「復興道路」と称した高速道路の建設は進んでいますが、この数値や未だに「原子力緊急事態宣言」が継続発令中である福島第一原発の現状をみれば、とても「復興が進んだ」と言える状況では無いと思います。 然るに、首相就任5年目に入った凶人安倍は、「一定の節目を越えた」と称して毎年行っていた首相記者会見を取りやめてしまいました! これは原発マフィアとして、そして「復興五輪」と称した2020頭狂汚染ピックの為に、「震災をはやく『過去のもの』『無かった事』にしてしまいたい」という本音の現れでしょう! しかし、避難生活を強いられている方が12万人以上も居る以上、何をもって「一定の節目」と言うのか全く意味不明です。 少なくとも、被災された方々が心から笑顔で生活を送れるようになったとき、はじめて「復興がなった」といえるでしょう! 何はともあれ、この震災で犠牲になられた多くの方々に対し、衷心より哀悼の意を表します。