ＳＴＡＲＳプロのブログ

☆９国民に2回目のお知らせするぞ、その前に栄養ドリンクくださ～い！

　当選から2日目、 簡単な食事、休憩を取り仮眠しつつ、ほぼ不眠不休で、
追加や手直し、話し合いを進め、3日目になろうとしていた。

　それぞれ分担し、新しく着くスタッフに連絡を取り、照子はリモートで野火と
「会議後で遅くなりました。野火さん、お疲れ様です。
野火さん”メディセク”のサブに決まりましたよ」
「”メディセク”トップの楠木先輩から聞きました。ちょっと緊張しますね。
七北先輩は貼り付いているのでしょう」
「ええ、会議の記録から全部、今も後ろにいるけど」
　七北がカメラを撮影を中断し、
「そっちはどう？」

「照ちゃんや皆さんも缶詰状態でＴＶも見てなかったでしょう。
皆さんに見てもらいたいので、一面から流します」
「皆さ～ん、お手すきの方見て下さ～い」

　皆が注目し、リモートの中央が面から、
『内閣支持や意識調査がもっと皆様の声思いが反映される
国民判定の公開査問審問会こと”公査審”がデジタル投票で行えます。
　もちろん選挙もデジタル投票になります。
　そのやり方としてはＴＶのdボタンならこう、スマホやＰＣからだとこのように、
　
　皆さんの民意を国会に届けましょう！国民の手で決まる国を！！
　もし、使い方のわからない方はこちらの番号やメールにお問い合わせください』
　
　「ホ～ウ」
　「ＴＶ局の社長方も本腰入れてくれたようですね。
今迄のようにメディアが政治家を追い回すのではなく、 政治家の側から『撮って下さい』と、
言うようにマスコミメディアが中心になっていくので、それを分かってくれたのでしょう」
　「だからこそ、 国にマスコミメディアのセクションができたんだもんな」

　「で、公査審のデジタル投票の進捗状況(しんちょくじょうきょう)はどんな感じですか？」
　「いっぱい 問い合わせが来てますよ。
それで、ルカさんとデジタル班の自動録音、リアルっぽいAI のデジタル対応、
お客様・アイデアや貴重な意見・クレームからカスハラ系の振り分け機能、
相手の声や電話番号からアドレスでの個人特定可能なシステム、
”ＡＩデジタル対応受付＆電話担当”のお陰で受け取り側の被害は出てません。

　人が応対するわけではないので、みんな助かっています。
それこそ人手不足はそういうところで補わないとですね」
　
　ルカが、
　「野火君、悪質なのは訴訟やヒューマンレベルランキング”HLR”入れするから
データは後でこっちに回して、誹謗中傷を無くす為にも小さい芽から直していかないとね」
「了解です」
　「問い合わせのお客様の対応はどうなってますか？」

　「役人とメディア、家電側チームで、取り扱いの分からない人たちのところを
回っていますが、役人側の動きがいまいち悪くて。
　どちらかと言うと家電メーカーから応援に来てもらっている人達の方が
役に立っていますね」

　「取り扱いの指導と言っても1割くらいはクレーマーやカスハラなど質の悪いのに出くわす、
下手すれば犯罪者もいるかも知れないので、腕の立つ者と記録用、証拠の為の
”アクティブウォッチ”か”アクティブメガネ”のボディ カメラを全員に付けて
行動してもらいたいけど、量が足らないので誰か一人でも付けるようにして！
　それも含めて根津社長に相談しなきゃ」

　「実際の稼働はまだにしても第三者機関の”ハシブト”班と摘発逮捕の”タカ”班の
結城さんに何とかしてもらえるように話しておきます。
　野火さんチームに必ず記録係と腕の立つ人が入るようにして置いてください」
　「分かりました。1人は風間道場の門下生入れます」

　「えぇ・・そんなにいないでしょ」
「いえいえ、ルカさん青也さんがらみで随分増えましたよ。
それに千ちゃんや梁山泊メンバーにも手伝ってもらっているので、
足りないところはカバーしてもらいます」
「そうね。それで足りなければ風間家から応援出してもらって」
「はい」

　「大半のところまではやれますが、地方の役人の動きが悪くて
デジタル投票漏れになる可能性もありますね」
　「市民や国民も『デジタル投票に参加したい』という思いがあると、
言い出せるかも知れませんので、先ずはその場面をつくりましょう」

　「本丸攻略には国内の全員に近い国民の賛否が必要だから、
そこでまず即急に、照ちゃんに2回めの国民に向けて
『公禁法と公的罰則、政治選挙改革』を公表するのと、
”国民への誓約宣誓書”を使って、公職公務パブサポの公的適性試験の選抜を
これから始める宣言と、官僚や公務員連合労働組合とも話をつける
その呼びかけも同時にしてもらって、本丸前の二の丸を落としておかないとね」

「その時は七北さんだけじゃなく、テスト的公査審ができるように
各局各メディアマスコミ引き連れて大々的にやりますけど」
　「その前に根津社長とデジタル班に連絡して電子ペーパーの”国民への誓約宣誓書”と、
ライト付き火災報知器泡消火設備スプリンクラーと一体型防犯カメラ、
録音録画できるデジタルネームプレートを大至急、注文しなきゃ」

　「ただ、エコヒイキや縁故採用と言われないようにどうするかですね」
「根津社長になるべく迷惑をかけたくないからね。
根津社長を中心に、これを製作できる中小企業に呼びかけ製作してもらう。
もちろん その分費用は払うとして、全部透明性の下でやればエコヒイキや
不正を言われずに済むのでは？」

　「でも、まだ予算が決まってませんがどうします？」
　「それこそ、『総理のお小遣い』と言われている総理機密費を使いましょう。
ただし、闇々ではなく、全額と使用メモから何に使ったかも公表し、
一度リセットして、今後も予算までの間に必要なものの為にいくら残すか、
何に使ったかの収支はしっかりとデータに残し、検討しましょう。
とにかく 内々にやるのはダメです」

　「トップ交代の時には、国民に公表する事にしましょう」
　「そうですね。変な内容でなければ国民も納得してくれますからね」
　「それをガンとしてやろうとしなかった前政権は、いかにご都合主義の
好き勝手に使っていたか？」
　「それとも偉そうに言っていた割に、如何に国民を信用していなかったか」

　「ただ、潜入捜査・潜伏調査、外交の件などで掛かる本当の意味の機密費は
全公開はできません」
　「それこそ、それは第三者機関”ミヤマオウム”班と相談して、
公的罰則こと公罰の罰６．時効廃止の保秘機密公文書は1年3年5年ごと検討、
最長30年で全公開まで待つか、人命人権掛ってますからここは慎重にです」

　「行動開始の前に、結構きつい、栄養ドリンクくださ～い！」
　「私も・・」
　「ぼくも！」
　「俺も！」
「基礎が出来上がるまでもう少し、皆さん頑張りましょう！」
「オオ～ォｌ」

　テル達が差し入れてくれた栄養ドリンクに群がり、それを飲んでいると、

　ルカがポツリと
「こんなに辛く大変な思いをしてもらっても報われることが少なくて、本当に申し訳ない」
それに対して石塚、桃田、照子が、
「みんな分かってますよ」
「そうそう」
「大変だけど皆で頑張っているこれが文化祭前夜みたいで、疲れるけど楽しいです」
「それなー」

「名誉やお金じゃなくて、なんか、充実しているんですよ」
「でも、国民が全て理解してくれるかどうか」
　「ルカさん、気にしないで下さい」
　「そうですよ、私達がやりたいンですから・・・」
「そうだよ、そんなこと気にしてないで次に行こう！」
　
　そしてまた、それぞれが忙しく動き出す。