今期の柏レイソル、5月以降昨年並みのパフォーマンスを取り戻しつつあったが、ことホームゲームに関しては、2勝3敗3分と負け越しており、前回のホーム戦の国立競技場での豪雨の中での宿敵名古屋とのHITACHI DAYマッチも、最終的には優勝争いを争うと考えている相手に1-2で競り負けて何かとストレスが溜まる感じであった。
一方、アウェイは派手な試合が多く、その見本が前節の清水戦。後半2点差を付けられてからの逆転劇は見事といっていい試合であった。
そして迎えた第19節。
相手は必ずしも万全な布陣ではないC大阪、前節の流れを切ることのなく先制点を取ってキッチリ勝ちたいホーム。というのが試合前の考えだったと思う。
試合の方は、
開始直後からは一進一退。
少ないチャンスの中で、中盤からのパスカットで同じ形で得点したレアンドロ、澤、工藤での2得点は、決定力の高さを感じさせる2得点だった。
特に、2点共に相手GKのタイミングを外して逆コースに蹴った工藤のシュートは本人の調子の良さを感じさせる2点だった。
試合の流れからも同点にされた直後の2点目は、大きな1点だったと思う。
後半は、相手のもたつきからハットトリックを早々に決めた工藤、ダメ押しの澤と今期初のホームゲームでのイケイケの状態のまま、試合終了。
この夏を迎え、昨年より大幅に得点力が増した印象が強い。
これで強豪との連戦が続く8月への勢いはつき、順位も4位に再浮上。
愉しみな夏になりそうです。
7月28日(土) 2012 J1リーグ戦 第19節
柏 4 - 1 C大阪 (19:05/柏/11,844人)
得点者:28 工藤壮人(柏)、39 播戸竜二(C大阪)、41 工藤壮人(柏)、51 工藤壮人(柏)、68 澤昌克(柏)