「お気に召すまま」パンフ \1500
暑い中、さいたまマデ見に行きました。出演者全員男のニナガワ「お気に召すまま」。2階席の真ん中あたりで、全体を見渡せました。成宮くんのロザリンドがかわいくて、かわいくて。台詞回しはまだまだなんだけど、小栗オーランドに対するロザリンドは本当に恋する乙女です。笑顔や仕種も。いとこのシーリアはいつも女役の月川クンなので見た目はばっちりですが、しゃべると研ナオコか美川憲一なんですよねー。でも、思ったことをずばッと言う、クールな美女でした。この二人がくっついてると、本当に女子高の仲良しさんみたい。恋を語るオーランド、相手を試すロザリンド、羊飼いの報われない恋、ひとことづつ胸に来ました。これは恋をしているからかな?この話は4組のカップルが生まれるドタバタ喜劇ですが、筋とは少し離れたところにいる塞ぎ屋ジェイクイズの存在がただのドタバタではないものにしているような気がする。もちろん、ジェイクイズがご贔屓の高橋洋クンだからってこともあるけど。皮肉ばかり言っているけど、相手を嫌っているわけではない。むしろよく観察し、愛情を持っている。本を読んだだけだと、ジェイクイズの存在に疑問をもつけれど、舞台の上では、前公爵の一員でいながらもあちこちを自由に行き来する存在だった。ハッピーエンドの結婚式で、前公爵と握手をし別れるシーンは泣きそうになってしまった。また来週も見に行きます。もっと良くなっているといいな。