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薬剤師Stephenのよろずブログ

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2022.03.14
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カテゴリ:薬の話
承認年
1984年
開発の経緯
1970年頃フランス ルセル・ユクラフ中央研究所において、多数のチオフェン酢酸系誘導体の中から、最も鎮痛、消炎、解熱作用が強く、胃粘膜刺激作用が弱い薬剤としてスクリーニングされた。
国内では1974年より日本ルセル社(現 サノフィ株式会社)が開発を開始し、前臨床、第Ⅰ相、第Ⅱ相と進み、1978年より適応疾患別に第Ⅲ相試験が行われた。第Ⅲ相試験では変形性膝関節症、腰痛症、頸肩腕症候群、関節リウマチ、上気道炎などに対し、二重盲検比較試験により本薬の有効性と安全性が確認され、1984年2月にスルガム錠が承認され、同3月に薬価収載された。
又200mg 錠は1987年10月に追加承認され、同6月に薬価収載された。一方、使用成績調査の結果を受け、1994年9月に再審査結果が通知され効能又は効果「急性上気道炎」の部分が「下記疾患の解熱・鎮痛:急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)」と改訂され、「急性上気道炎」に対する用法及び用量が設定された。なお、2005年9月「医療事故対応の販売名変更通知」に従い、スルガム錠及びスルガム200mg錠の販売名はそれぞれスルガム錠100mg 及びスルガム錠200mg に変更された。
製品の治療学的・製剤学的特性
(1)本剤は血漿中濃度半減期が約14 時間(健康成人6 名,250mg 経口投与)と中時間持続型
に属する非ステロイド性消炎鎮痛剤である。
このため持続性のある鎮痛効果を示し,その作用は速効的であり,また服用が簡便なB.I.D.投与(1 日2 回投与)が可能である。
(2)総症例26,917 例中副作用が報告されたのは941 例(3.50%)であった。主な副作用は胃腸障害(0.6%),腹痛・胃痛・胃部不快感(1.3%),悪心・嘔吐(0.4%),食欲不振(0.3%),発疹(0.3%),浮腫(0.2%)であった。(錠:再評価結果,カプセル:承認時)
重大な副作用として,ショック,PIE 症候群,皮膚粘膜眼症候群,胃腸出血,潰瘍,再生不良性貧血,溶血性貧血,無顆粒球症,血小板減少,糸球体腎炎,間質性腎炎,腎乳頭壊死,ネフローゼ症候群,腎不全,表皮水疱症,表皮壊死,多形性紅斑,胃腸穿孔,大腸炎,劇症肝炎,聴力障害,視力障害,無菌性髄膜炎,血管炎が報告されている。
 
販売名
和名
スルガム®錠100mg、スルガム®錠200mg
洋名
Surgam®Tablets 100mg、Surgam®Tablets 200mg
名称の由来
Sur は仏語の「よりすぐれる」、gam は仏語の「鎮痛」を意味するAlgan を起源として考えられた。すなわち鎮痛効果にすぐれることを意味している。
一般名
和名
チアプロフェン酸(JAN、INN)
洋名
Tiaprofenic Acid(JAN、INN)
ステム
なし





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Last updated  2022.03.14 04:27:00
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