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テーマ:暮らしを楽しむ(388351)
カテゴリ:薬の話
承認年
1992年 開発の経緯 サリチル酸メチル、l-メントール、dl-カンフルを含有する鎮痛消炎剤であり、元々は病院処方にある「石鹸カンフルリニメント」を基本処方として固形軟膏として開発し、手を汚さずかつ直接患部へ塗布できる外用剤として、はじめて1961 年5 月「スチイックゼノールⓇ」を発売した。 1964 年12 月に処方変更し「スチックゼノールⓇ」へ名称変更した。1982 年8 月には第20 次薬効再評価を受けて現在の効能・効果となっている。1994 年7 月に再度処方変更を行い、「スチックゼノールⓇA」と名称を変更した。 固形軟膏(スチック剤)の特徴 (1)薬剤を塗擦する際は容器から必要量出して、そのまま使用することができる。 (2)一旦薬剤を手に取る必要がなく、健常部位への不必要な投与が避けられる。 スチックゼノールⓇAの特徴 (1)サリチル酸メチル、l-メントール、dl-カンフルにグリチルレチン酸を配合したスチックタイプの鎮痛・消炎固形軟膏である。 (2)炎症性の疼痛及び腫脹に対して鎮痛作用及び抗炎症作用を示した。 (3)副作用として発赤、発疹、腫脹等の過敏症(0.1~5%未満)があらわれることがある。 販売名 和名 スチックゼノールⓇA 洋名STICKZENOL A 名称の由来 Stick(固形軟膏)、Zenol(“是治る”で「この薬で治癒される」)とA(エース)を合成しSTICKZENOL A と命名された。 一般名 和名(命名法) サリチル酸メチル l-メントール dl-カンフル グリチルレチン酸 洋名(命名法) Methyl Salicylate (JAN) l-Menthol (JAN) dl-Camphor (JAN) Glycyrrhetinic Acid (JAN) ステム お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.03.27 09:22:05
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