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薬剤師Stephenのよろずブログ

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2022.04.08
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カテゴリ:薬の話
組成
容量
1管(50mg・1mL)
1管中の有効成分
ペチジン塩酸塩 50mg
添加物
本剤1管中に塩化ナトリウム 2mg、pH調整剤を含有
性状
無色澄明の液で、光によって変化する。
pH
4.0〜6.0
浸透圧比
約1(生理食塩液に対する比)

禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.重篤な呼吸抑制のある患者[呼吸抑制を増強する。]
2.重篤な肝障害のある患者[昏睡に陥ることがある。]
3.慢性肺疾患に続発する心不全のある患者[呼吸抑制や循環不全を増強する。]
4.痙攣状態(てんかん重積症、破傷風、ストリキニーネ中毒)にある患者[脊髄の刺激効果があらわれる。]
5.急性アルコール中毒の患者[呼吸抑制を増強する。]
6.既往に本剤に対する過敏症のある患者
7.モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
8.**ナルメフェン塩酸塩水和物を投与中又は投与中止後1週間以内の患者(「相互作用」の項参照)

効能又は効果
○激しい疼痛時における鎮痛・鎮静・鎮痙
○麻酔前投薬、麻酔の補助、無痛分娩
用法及び用量
○激しい疼痛時における鎮痛・鎮静・鎮痙には、通常、成人には、ペチジン塩酸塩として、1回35〜50mgを皮下又は筋肉内に注射する。なお、必要に応じて3〜4時間ごとに追加する。特に急を要する場合には、緩徐に静脈内に注射する。
○麻酔前投薬には、通常、麻酔前30〜90分にペチジン塩酸塩として、50〜100mgを皮下又は筋肉内に注射する。
○全身麻酔の補助には、通常、5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液で、1mL当りペチジン塩酸塩として、10mgを含有するように希釈し、ペチジン塩酸塩として、10〜15mgずつ間歇的に静脈内に注射する。なお、投与量は場合によりペチジン塩酸塩として50mgまで増量することもある。
○無痛分娩には、通常、子宮口二横指開大ないし全開時に、ペチジン塩酸塩として、70〜100mgを皮下又は筋肉内に注射する。なお、必要に応じて3〜4時間ごとに35〜70mgずつ1〜2回追加する。この場合、母体及び胎児の呼吸抑制を防ぐために、ペチジン塩酸塩100mgに対してレバロルファン酒石酸塩1mgの投与比率で混合注射するとよい。





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Last updated  2022.04.08 05:08:42
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