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薬剤師Stephenのよろずブログ

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2022.04.09
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カテゴリ:薬の話
承認年
1984年

開発の経緯
第一三共株式会社(当時 三共株式会社)においては、厚生労働省(旧 厚生省)の「麻薬中毒に関する厚生科学研究」の一環として1961 年より麻薬拮抗剤に関する研究を開始し、1963 年第一三共株式会社独自の製法に基づく「ナロキソン塩酸塩」の合成に成功した。その後、更に本剤の合成改善を行うと共に、基礎的検討を経て、1981 年より臨床試験を開始し、麻酔時の『麻薬による呼吸抑制ならびに覚醒遅延の改善』を目的とする臨床試験が12 施設において実施され、ナロキソンの有効性と安全性が確認された。本剤は、1984 年10 月に製造販売承認を得て、1985 年1 月に発売した。その後、1991 年12 月には、薬事法第14 条第2 項各号のいずれにも該当しない、との再審査結果を得た。

製品の治療学的特性
「ナロキソン」は、オキシモルフォンのN-アリル体として合成された麻薬拮抗剤である。その薬理作用面から“レバロルファン”や“ナロルフィン”と異なり、麻酔様アゴニスト作用を有さないほぼ純粋な麻薬拮抗薬である。
(1)有効性
1)本剤は麻薬様作用のない麻薬拮抗剤で、麻薬による呼吸抑制ならびに覚醒遅延の改善に使用される。
2)本剤は麻薬又は麻薬拮抗性鎮痛剤の鎮痛作用を減弱させることなく、呼吸抑制を緩解することができる
3)本剤は効果の発現が早く、持続時間が比較的短い。
(2)安全性
重大な副作用として肺水腫が報告されている。

製品の製剤学的特性
該当しない

販売名
和 名
ナロキソン塩酸塩静注0.2mg「AFP」
洋 名
NALOXONE HYDROCHLORIDE Intravenous Injection 0.2mg「AFP」

名称の由来
有効成分に係る一般名+剤形+含量+会社名(屋号)に基づく。

 一般名
和 名(命名法)
ナロキソン塩酸塩(JAN)
洋 名(命名法)
Naloxone Hydrochloride(JAN)

ステム
nal-:ノルモルフィンに関連するオピオイド受容体拮抗薬/作動薬


引用:ナロキソン・インタビューフォーム


痛み診療におけるオピオイド治療:ブプレノルフィン貼付剤の可能性





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Last updated  2022.04.09 04:41:29
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