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テーマ:暮らしを楽しむ(384919)
カテゴリ:グルメ
祇園祭で賑わう文月(7月)の京都。この1ヵ月間は、京都市中心部のいたるところで祇園囃子を耳にすることができます。 京都の夏といえば、やはり祇園祭。例年、山鉾建て(やまほこたて)が始まる7月10日頃から、京都の和菓子屋では、趣向を凝らした祇園祭にちなんだ和菓子が販売されます。こちらは、鉾の“網隠し”を模ったお菓子。今年は和菓子からも祇園祭を感じてみてはいかがでしょうか。 【営業時間】8:00~18:00 【定休日】水曜日 【電話】075-561-4180 【アクセス】市バス「四条京阪前」バス停から徒歩約5分、京阪本線「祇園四条駅」から徒歩約5分 葛焼(くずやき)【緑菴(りょくあん)】 「土用の丑の日」は多くの方が、夏を乗り切る為に鰻(うなぎ)を食べて過ごされることでしょう。 葛は、昔から滋養強壮効果が高い食べ物とされてきました。古くから、京都で夏の茶菓子として好まれてきた「葛焼」は、京都の夏を代表するお菓子のひとつ。吉野葛に小豆あんを練り込み、枠に流して蒸しあげて、かたくり粉をつけ、程よく焼いたお菓子です。見た目は地味ですが、夏の京都には欠かせません。
緑菴 【営業時間】9:00~19:00 【定休日】第2・第4水曜日 【電話】075-751-7126 【アクセス】市バス「浄土寺」バス停から徒歩約5分 水ぼたん【亀屋重久】 伝統的なお菓子の「葛饅頭」。こちらは、牡丹(ぼたん)に見立てたピンク色の餡を葛で包んでいます。 葛だけを使用しているため、冷蔵庫に長い時間入れると濁ったり、固くなったりしてしまいます。食べる直前に少しだけ冷蔵庫で冷やしてお召し上がりくださいね。
亀屋重久 【営業時間】10:00~19:00 【定休日】木曜日 【電話】075-461-7365 【アクセス】JR山陰本線(嵯峨野線)「花園駅」から徒歩約10分、市バス「妙心寺北門前」バス停から徒歩すぐ 打ち水【御菓子司 聚洸(じゅこう)】 夏になると京都では、門掃き(かどはき)をした後に“打ち水”を行います。京都に暮らす人々の、この季節ならではの見慣れた光景。その様子を表現したのが、こちらのお菓子です。
御菓子司 聚洸 【営業時間】10:00~17:00(予約販売のみ) 【定休日】水曜日、日曜日、祝日 【電話】075-431-2800 【アクセス】地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」から徒歩約15分、市バス「天神公園前」バス停から徒歩約4分 京の朝【長久堂 北山店】 朝顔は、元々は初秋の季語ですが、現在では夏の花のイメージとして扱われることが多くなってきました。これから咲きはじめようとする朝顔のつぼみを表現した外郎(ういろう)製のお菓子。
長久堂 北山店 【営業時間】9:30~18:00 【定休日】1月1日・2日 【電話】075-712-4405 【アクセス】地下鉄烏丸線「北山駅」から徒歩約10分 写真:小倉夢桜 —Yume— 和菓子ライフデザイナー/ライター/フォトグラファー。京都五感処・京都Loversフォーラム代表。2012年よりホームページ『きょうの「和菓子の玉手箱」』を運営し、毎日京都の和菓子を紹介し続けている。現在は『月刊京都』(白川書院)で「月刊京都版・きょうの『和菓子の玉手箱』」を連載中。
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Last updated
2022.07.01 04:46:33
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