小論文「落車防止についてあなたの意見を記せ」
長いですので、興味のない方は最後のほうだけ。ちょっと踏み込んで、落車について今、私が思っていることについて書いてみたいと思う。ああ、またその話かとか、お前ごときが意見を言うのは30年早いよとか、うんざりする方も多いかもしれないが、誰かの考えるきっかけになればと思って書いてみる。いろいろな方の意見も聞いて、文献も読んでみて、これまでもたびたび書いてきたがロードレース、特にクリテリウムに参加された方は周知の事実の通り、落車が日常茶飯事で起きている。私が参加した大会では今のところ、必ず事故が起きている。100パーセント事故が起きる。これはやはり問題だろう。幸いにも私は単独での事故しか経験がないが、骨折したとか、フレームがぺちゃんこになったとか、慰謝料何十万払ったとか・・いう話は耳にしたことがある。そもそもプロレーサーでも多発している中、スキルの及ばない私たちがプロの真似事をするのは無謀なのかもしれない。事故に巻き込まれるのが怖い方は参加しないのが一番である。ヒルクライムだけ出ましょう。以上、終わり。と書くと議論にならないなので、掘り下げて考えてみる。なお魔女狩りをするつもりはないので、どこの主催が悪いとか、どこのチームの誰が悪いとか責めているつもりはありません。なぜ事故は起きるのか。理由は様々あるが交通事故と同じだ。つまるところ起因は1、車・・車体の問題2、道・・道路環境の問題3、人・・運転手の問題クルマ、ミチ、ヒトどれかに原因が必ずある。順番に考えていきたい。1番がまず一番可能性が低いと思うが、車体の整備不良の問題だ。例えば、ブレーキが効かないでロック、パンク、バーストなど。笑い話であるが競技中にハンドルがはずれたり、サドルがなくなった方も知っている。そもそも宮澤さんが指摘しているようにサイズがあってないとか、加重、ポジションの問題もあるのかもしれない。私もよく忘れ物をするが、やはり走行前に最低限の確認をしておきたい。互いの自転車をよく観察する、機材に詳しくなるというのも大事なことだと思う。また自転車屋さんやメカニックが競技スタート前に見回りするなどもよいアイデアだと思う。自転車技師や安全資格みたいな制度もあるんだから、もっと活用すればよいと思う。もちろん、すぐに防げるかというと別問題で、トラブルが起きたときはクールに脇に寄ることが大事だろう。次の2番は、道路環境の問題。落車の大半はカーブであったり、最後のスプリント。段差やクラック、スリップなども主催側も予期していない場合がある。対向車両を全面規制しない大会も少なくないし、必ず一度以上は下見や試走するこなど。3番が一番多い。不注意や慢心もあるが、結局は勝ちたいがために無理するからだと思う。熱中すると、前にいきたい焦り、判断に余裕がなくなり強引な割り込み、接触、ハスリ。勝ち目がないと思ったらあきらめる。意思を明確に声をあげる。本当に考えているいる人は、すでに声をあげていて、教育的手法で講習会、レースの反省会をやっているところもある。競技部出身でない、まして田舎にいる私は独学で学ぶしかない。栗村さんはオフロードをやってテクニックを磨くべきと。賛成である。なんでこんなことを書いているかというと、落車が続くと公道での大会自体の開催は厳しくなるからである。大会がなくなると私の楽しみ減るからである。実際にいくつかの大会は今年、開催を取り止めた。さらに別の視点から落車問題につい、切り込むと、まず落車は起きないではなく、必ずどこかで起こるものとして考える。そして動画撮影をすべき。大会中に審判のような方が失格とするよりも、なぜ発生してしまったのか、本人が気づいていない場合もあるから、パトロールビデオとして公開したほうが注意喚起になるし、揉めたときの明確な証拠にもなる。それから今はヘルメットを必ずかぶるようになった。これも昔は大反対されたらしい。重いでしょ?邪魔でしょと。ここで更なる提案なんですがエアロエアロで1秒でも速くという考えもわかるがそれはTTだけにして、クリテではプロテクターシャツの着用を推奨したらどうだろうかと思う。来年、私は着けて出ようと思っている。ガチガチのプロテクター着けて走るのカッコ悪くない?それ。という方もいると思うが、最近のは以前と違ってだいぶ軽量、可動も良いようであるから上に一枚羽織るだけでもだいぶ違うと思う。ケイリンやDHレースでは死亡事故や脊椎損傷なんかもあって、普及してきたみたいである。骨折している方もほとんどが肋骨や鎖骨系が多い気がする。他にも、出走前に擦過傷を防ぐため脚やむきだしの皮膚にはぬるぬるのオイルやパウダーを塗るそうである。こういういいアイデアはどんどん真似ていったらいい。そして、できれば本当に速い方がその見本をみせてくれたら説得力があると思う。ホビーはプロの真似をするのだから。会式で誰かがそんな話をしてくれても、プログラムに小話で書いてもいいと思う。MEDALIST CLUB メダリストクラブ ◆ プロサイクリスト競技用プロテクターシャツ『鎧YOROI』脊椎ハードプロテクター【自転車競技用】【あす楽対応】いろいろ書いたが自分で結論を出すしかない。人間は実際に痛みを味わないとわからない。落車したら家庭や仕事に影響があるのでクリテには2度と出ないという方、集団スプリントなんて危なすぎるので、先行逃げ切りで捕まったらあきらめるという考えの方もいて、それはそれで正しいと思う。自分自身で防ぐしかないのかな。Schutt スポーツ Youth Rib プロテクター シャツ, X-ラージ (海外取寄せ品)【即納】【代引・送料無料】パールイズミ 『9750-PROT_L』ケイリン9750-PROT メッシュプロテクターシャツ L [0186680003]さて、あなたはどう思っただろうか?次回はゴールデンチーター?その前にもう今年も終わりだろうかな。