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カテゴリ:次郎くんの話
「次郎くんブラ男だから嬉しかったでしょ!」と言うと 「はぁーーい」「とってもうれ珍子でした」と大きな声でみんなを見ながら言った。 ぼつぼつビヤガーデンに入ってきた客が、たまに二人ぐらいで席を見ながらどこに決めようかと迷っている。 オフィースレディーらしき二人が、次郎くんの声に驚き、次郎くんの姿を見て吹き出し笑いをしながら、ついでに、スタンダード君のストッキング足をガンミしてから何度もふり返りながら遠ざかって行くのを見ながら、私もつられて吹き出してしまった。 「そんなの気にしない。」と彼女達を横目で見ながら、その姿が見えなくなったらまた話し出した。 女性店員さんの五段活用ブラ攻撃の拷問に次郎くんはついに 「凛々ブラが欲しいのー。」と白状してしまったらしい。 女性店員さんの拷問はさらに 「あいにく、凛々ブラだけ扱ってないんですょー」 「何か?凛々ブラじゃなければならない理由でも?」と聞かれ 「頑張ってる自分にご褒美をあげたくてー。」と、なめくじのように言ったら ジーッと見つめていた店員は 「クスッ!」と笑い 「〇モスタイルと〇リンプを扱っているんですが、凛々ブラは扱ってないんですょー」の返事に 「ほーーほけきょ!」と答えたかったのを我慢して 「残念ですね!」とだけ言って〇モスタイルのお店はこの辺で何処にあるのですか?と聞くと、 名古屋の大須とあと一軒を教えてもらった。 そんな会話をしているうちにもレジの前の方に掛けてあった赤いショーツを店員さんが中から一つ取り出してよく見えるように一番上に掛けてくれた。 それを見ていてティバックタイプだと気付いて 「これ!ティバックなんですね!」と言うとその綺麗なお姉さんは当たり前のごとく 「はい!ティバックですけど、・・」言うので 「ティバックじゃなくて普通のミニショーツかスタンダードショーツの方がいいんですけど」 と言うと、 「今あいにくセットもの以外は、このタイプしかないのでー」と言うので、また先程の赤いブラジャーとショーツのセットを見て 「これにして下さい。」と答えた。 結局、赤いリアンセンチュールのブラ&ショーツ買うことになり 「サイズの方はいかがなさいますか?」の問いに C-75、L でお願いしました。 「男性と骨格が違いますがよろしいですか?」の問いに 「はい、よろしいです。」「女性とは骨盤の大きさが違うと言う事ですよね!」というと (実は東京に住んでいた時、僕は某大手女性下着メーカーに勤めていたことがあり、朝の出勤の際 女性デザイナーと会い話をしていて、例の物、あまり売れなかったみたいだけどどうしてだろう的な相談をされ、 「マチ部、もう少し広くした方がいいんじゃない?」と言うと 「あれでいいの。どうしてそんなことわかるのー」と言われ 「あっ、いま穿いているから」というと、肩をたたかれ 「朝から、からかわないで!」と言うので 本当に今、穿いているからわかると穿いているズボンのウエストの所を少し開けて見せると彼女は「ちょっとー!それって!私のデザインじゃない!やめてよ!そういうの信じられない!」と結構、怒りを込めて言うので、 「商品研究のために穿いている」と説明すると、 「だいたい!骨盤の大きさが男性と女性では違うの!だから寸法の違いや機能がちがうの!男性が女性のことわかるはずない!」と言って怒ってました。でも、ある商品の欠点をいち早く報告しましたが、デザイナーに受け付けてもらえず、その後お客様の苦情と一致してから改良したものもあります。) つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月06日 11時46分50秒
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