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テーマ:赤ちゃんが欲しい!(9165)
カテゴリ:KLC
★周期27日目 ★基礎体温36.75℃
自然妊娠していなければ、明日あたり生理がきてしまう時期です。 気になって、トイレで何回も確認してしまっています。 もし生理がきたら、いよいよ顕微授精に挑戦する周期です。 まず生理3日目に病院へ行くことになっています。 一昨日、私の通っている不妊治療病院の説明会に参加してきました メモをとってきたので覚えている範囲でまとめておきたいと思います。 病院や医師によって方針が違うと思います。 これは私が通っている病院の説明なので、当てはまらない方も多いと思いますが 何かの参考になればと思います。 まず不妊治療に使われるお薬は、女性の体に核爆弾を次々に落としている状態だと 先生がおっしゃりました。その言葉を聞いて身が引き締まる思いがしました。 正直怖いです。これから私はその核爆弾を受けるんですから。 しかし私の通っている病院では、女性の体の負担を考えて、 必要のない薬の投与をせずに治療しようという考えていることを 何度もおっしゃっていました。 採卵の際の針(?)や胚移植の際の針(?)も開発して、女性の体に 負担がないようにしているようでした。 ここの病院での体外受精(顕微授精)には、自然周期体外受精と 刺激周期体外受精という2種類があるそうです。 いずれにしても、まず生理開始日より3日目からクロミッドを内服。 クロミッドとは、卵胞を弱く刺激し、発育を促す薬で 酢酸クロフェミンの商品名で、他にセロフェンという名でも出ています。 そして、8日目の診察で卵胞数、サイズのチェックをし、 血液検査でE2(エストラジオールという卵胞ホルモン)の測定と LH(黄体ホルモン。排卵直前に多量に分泌される)の測定をします。 必要に応じて、hmGという薬で卵胞を弱く刺激し、卵の発育を促すそう。 hmGという薬は閉経後の婦人の尿で作っているんですって。ひえぇー。 そういった薬は発展途上の国でだけ使われているらしいです。 不妊治療において進んでいるらしい日本でも、この薬に関しては遅れていて 政治などの利権が絡み、なかなか別の薬が認可されない為、 このhmGが使われているそうです。 自然周期体外受精の場合、血液検査でLH(黄体ホルモン)が上昇したら、 採卵し精子とめぐり合わせ→受精→培養→胚移植となります。 刺激周期体外受精の場合は、卵胞数、サイズ、E2(卵胞ホルモン)が適値になったら スプレキュア点鼻薬で排卵させ、採卵、採精し受精→胚移植させます。 自然周期体外受精の方が副作用もなく、良好卵の採れる確率が高いそうなので こっちがいいなーって思いましたが、自然に排卵しちゃうデメリットもあるんですよね。 体外受精するには、採卵して受精させなければいかないので 自然に排卵しちゃうと、採卵が出来ないから困りますね。 ちなみに女性の体から卵が出る(排卵)のは毎月1つだけなんですってね。 そして、後の卵胞は萎むそうです。私…実はその辺の知識も曖昧でした。 よく不妊治療の本に出てくる薬の名前や用語もチンプンカンプンの私でしたが、 少し頭に入ってきました。 前に12日間飲んでいたプラノバールという薬は古い卵子を一掃するために 飲んでいたということも分かりました。 またスプレキュアという点鼻薬は23~26時間に1回、両鼻に入れるそう。 点鼻薬というと、えっそんなんで効くの?ってとらえられがちだそうですが 鼻は頭に近いからダイレクトに届くそう。 病院によってはスプレキュアではなくて、hcGという筋肉注射で 排卵させるするところもあるようです。hcGは、すっごく痛いそうですね。 説明会で、どんどん医療が進んでいることが、よく分かりました。 私達も、こういった医学の進歩がなければ、子供を授かることが 不可能だったのですから。感謝しています。 病院によって色々な方法があると思いますが、説明会に行き この病院のやり方を信じて、頑張ってみようと気持ちを新たにしました。 帰りに、まぁるく明るい大きな満月を見ました。 真っ黒な空にぼやっとにじみ、月よりひと回り大きい輪郭でした。 まるで、説明会のスライドで見た「透明体のついている卵子」の様で いいことがありそうな気がしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月28日 22時46分24秒
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