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カテゴリ:格闘技
一般にフルコンタクト空手をうたっている道場では顔面への突きも関節技も投げもグラウンドでの戦いもあまり教えません。
大会に出て勝ちたいだけだから余計な練習をしたくない、という方も居ますがその競技で優勝したからと言って世界最強とかうたうのはどうかと思います。 顔面パンチやエルボーが無くて顔や脳が傷付かなくていいなあー、とわかって空手を選んでいる方は良いのですが、大抵の一般生徒さんはK-1に憧れて来る為、 フルコンというからには顔面殴打もk-1以上につかみもありだと思っておいでです。 私だってそう思っていました。 実際、空手の大会では顔面は反則でも叩いた者勝ち、生徒はブロックを習っていないため面白いようにバンバン入れられてしまいます。 というわけで、私が教えるときは今の私が知っているだけのグラウンドや顔面の稽古を取り入れています。 なれない寝技や顔面は脱力が出来ない生徒が多く、あっという間にみんなスタミナ切れになってしまいますが、高岡道場の皆さんは文句も言わず、頑張ってくれています。 富山道場は空手の大会が8月末にせまった生徒が居るので立ち技中心ですが、顔面も受けの練習を中心にとり入れています。 男同士抱き合うのが嫌で打撃をやっている方もおいでですが、護身の型を作るとき彼らがどれだけ抵抗無く入っていけるか練習状況を見ながら教えています。 同じUFCを見ても、フェアテックスのムエタイチームはUFCでトレーナーをやったガンヤオ以外は つまらん、ブロックも攻撃も中途半端でへたくそ、なんでこんながら空きの相手にハイキックできねーんだよ!! …と文句たらたらです。 コブラ会柔術チームは同じ試合を見て なんて早いパンチだ!あんなのどうやって反撃するんだ!? でも何であんな基本のアームバーの返しが出来ない?? と言います。 ボクサーはチョークやトライアングル等のしめ技、関節技からの脱出に感心しつつも なんで蹴りをブロック出来るのにジャブでKOされるんだ、手数が少ない、スピード感が無い、こんなに薄いグラブでパンチがあれだけヒットしてるのにKOできないのは問題だ、 と言います。 さてさて。 試行錯誤しながら練習するほうが誰かの命令で機械的に動くだけより楽しいので ストライキングアンリミテッドは強くなるために色んな状況に対応する訓練を目指しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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