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カテゴリ:森林エネルギー
スタジオセンス オススメ情報 いつもブログを読んでいただきまして有難うございます。 スタジオ・センス山本です。 下記の図は、バイオマス利用先進国オーストリアの熱供給 に関する資料です。 人口1万人の町で、石油やガスで暖房した場合の雇用と、 バイオマスで暖房をした場合の比較モデルです。 石油やガスの場合は9人の雇用に留まるのに対して、バイ オマスは135人です。 電気で暖房した場合、ほとんど雇用効果は期待できません。 エネルギーのコストはそのお金がどこに流れていくのかを 見ていかなければなりません。 石油やガス、電気に支払ったお金はそのほとんどが海外に 流出していきます。 しかし、地域でエネルギーを生産・利用すると、地域でお 金が回ります。 バイオマスに支払ったお金は地域に落ち、地域の人が山で 仕事をしたり、燃料をつくったりすることを可能にします。 日本のエネルギー自給率はわずか6%。毎年27兆円の化 石燃料を海外から購入しているのが現状です。 ペレット燃料と他のエネルギーの経済比較(ランニングコ スト)も重要なことではありますが、少しでも高ければ使 わないと考えてしまうと、地域に落ちるお金や雇用を失っ てしまいます。 地域の雇用創出は、我々が地元の山の間伐材で作った木質 ペレット燃料を普及させる活動を行っている大きな理由の ひとつ。もっともっとこの流れを加速させ、エネルギーで 自立していく地域社会を目指していきます。 スタジオセンス キャンペーン情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月10日 08時26分15秒
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