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カテゴリ:森林エネルギー
スタジオセンス オススメ情報 いつもブログを読んでいただきまして有難うございます。 スタジオセンス山本です。 「季刊地域」という雑誌にエネルギーの自給率について わかりやすいデーターが掲載されていましたのでご紹介 します。 2013年のデーターで、日本のエネルギーの自給率は 6%。残りの94%は海外に27兆円ものお金を支払っ てエネルギーを購入していることがわかります。 そして、原油は12%、ガスは70%、石炭にいたって は75%もが発電に利用されているという内訳が出てい ます。 ここで日本の家庭でのエネルギー消費量について見てみ ましょう。エネルギー全体の消費量が約2倍、その中で 電気の消費量も2倍になっています。 つまり・・・ 増加する電気の使用量に対し、輸入した原油、ガス、石 炭を燃やし電気をつくっているというのが現状です。 しかも知っていただきたいのは電気の使い方。ここでは データーとして掲載されていませんが、6~7割はエア コンや給湯などの「熱エネルギー」として電気は使用さ れています。 このことがどれだけ効率が悪いかを示したのが次のデー ターです。 石油、ガス、石炭をそのまま燃やし熱利用すれば仕事率 (効率)とすれば80%。それに比べ、熱を一旦電気エ ネルギーに置き換え、家庭で更にそれを熱に替えるとい う行為は40%と半減してしまいます。 同じ熱を得るのに電気だと燃料が2倍必要になるという ことがおわかりいただけると思います。 自給率6%から見ても理解できるように、現在の日本は エネルギーを海外に依存し過ぎています。 また、その使い方も効率が悪くロスが多いことがわかり ます。 改善策として・・・ 1.なるべく海外からのエネルギー輸入を減らし、自給 率をあげる。 2.「熱」は「熱」として利用する。 この2点を考えていくと、自ずと日本に豊富にある森林 資源に目を向けていくことが、いかに理にかなっている 行動であるかをご理解いただけると思います。 エネルギーの輸入は海外にお金を払っているだけでなく 国内の仕事を奪っているという事実にも大きな問題を感 じます。未来の子供たちのために仕事を残していくこと が、今を生きる我々の使命だと強く感じています。 スタジオセンス オススメ情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月12日 08時49分24秒
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