カテゴリ:五輪代表
ダイジェストの信藤さん(←珍しく“さん”付けしてる)の反町JAPANに対するコラムが面白かったな。ベトナム戦の試合内容にはちゃんと指摘しつつも選手達のポテンシャルの高さは認めている。いやそれだと俺と全く同じ考え方なんだけど今回はマスコミやファンが叩いている「選手達が大人しすぎる」ということに関して。
日本人Jリーガーのレベルは年々上がってきていると思う、若い頃から常にスーパーなブラジル人フォワード(エメルソン・ウェズレイ・マグノなど)と対峙してきたディフェンダー(水本・青山直)やキーパー(西川)達のレベルは間違いなく向上している、断言してもいい。 ハーフは梶山筆頭に水野・本田圭・家長・柏木・上田…彼らの想像性あふれるプレーをみていると何だかワクワクしてくる、ただしそれは代表ではなく各自のクラブでの試合において…。 トップの平山・森島は背が高くテクニックを併せ持つパワフルなストライカー。スピードと運動量はあるが肝心の決定力が欠けている選手が多い日本人フォワードの中で彼らの存在は異質な気がする。 でもみんな大人びてるんだよね、早くからJリーグで試合に出てもうベテランのようなプレーをする選手ばかり。果たしてそれがいいのか悪いのかはわからない。 けれど彼ら一人ひとりのスキルの高さは今までの五輪代表の中で1番だと俺は思っているわけよ。 「マラドーナのように20代前半にはすでに代表チームでキャプテンマークを巻き、チームを鼓舞するような選手が現われ始める。そして今や、10台前半でゲームを読む力、戦術眼、完璧なスキルを身につけた選手が世界中で出現するようになった。つまり、サッカー界での円熟期は確実に低年齢化してきており、早い時期から大人のサッカーができるようになったと言える。 つまり、Uー22世代は、今や大人のサッカーを表現できる年代なのである。戦術の枠組みのなかで、ゲームを考え、読み、予測し、判断して、的確な行動に出る。誰もが自己主張を繰り返すなかで、最適な結論を導き出し、チームが同じ方向に向かい始める。 そしてチームのために自分を犠牲にする場面と、自分の力を思い切り出してチャレンジする場面をきちんと使い分けながら、積極的に勝負する。そんなことがすでに当たり前のようにできる年代のはずだ。 まぁ、そうは言っても、現実には試合でそんなサッカーを見せつけることができないのだから、まだその域に達してはいないのだろう。もう少し見守るとしよう。」 以下フットボール放談より一部抜粋 結局できてないって書いてるんだけど、日本のサッカーはレベルは上がっているけれど世界のサッカーもレベルが上がっているということだろうね。170センチ代でも足腰の強さ・強烈なキープ・アジリティとしっかり自分の武器を理解し、そして力を最大限に発揮できているビッグクラブで活躍する若い選手をみるとホントそう思う。 反町JAPAN含め北京世代の選手達の総評というか多くのブログやライターの記事とかをたくさん読んできたんだけど何かあまり共感できなかった。だけどこれは俺の考えるものと1番近いかも、何か勝手に信藤さんに親近感を覚えた。 もちろん次のサウジ戦で負けるようなことがあれば反町監督解任は当たり前だと思うけどね。でも彼らにはもう一度自分たちの役割を整理し皆が納得できる決め事を作ってから試合に挑んでほしいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.02 19:26:41
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