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カテゴリ:広島Carp
広島白浜“御前弾”打てる捕手アピール初の“御前ホームラン”だ。広島の白浜裕太捕手(21=広陵高)が2日、市民球場での紅白戦で左越え2ランを放った。ブラウン監督の前での本塁打 は初めて。本人の記憶ではプロ1年目の04年10月、教育リーグ阪神戦以来、約2年半ぶりの一発。入団4年目、1軍定着へ強烈なアピール弾となった。 2回、3-3の同点に追いついた後の1死三塁、初球の真っ直ぐを白組の9番白浜は見逃さなかった。思い切りバットを振ると、打球は左翼中段まで飛 んだ。推定飛距離130メートル。紅白戦とはいえ、約2年半ぶりの感触、うれしい一発には違いない。「今年1番の当たり」と笑顔で振り返った。 広陵高3年時の03年、西村(巨人)とのバッテリーでセンバツ制覇。同年のドラフト1巡目で広島に入団したが、昨年まで1軍出場はないが、カープ 捕手陣は現在火の車。日南キャンプ中に石原が左ふくらはぎを故障し、現在は3軍で調整中。倉もキャンプ中に体調を崩し、まだ万全ではない。若手捕手の白浜 にとってはまたとないチャンスだ。 入団1年目のオフから、広島市内の「アスリート」へ通いだした。多くの一流スポーツ選手が通うジム。筋力トレに精を出した。「毎年、ウエートトレに対する意識は上がっている」。体重は入団時から14キロアップしたという。 今季の目標は、広陵の先輩である二岡(巨人)金本(阪神)に「グラウンドであいさつすること」だ。「今までオフにしか(あいさつを)したことがな い。シーズン中にできるように頑張りたい」。3日のオープン戦、楽天戦(福山)に帯同することは決まっている。ブラウン監督は「力強いスイングになってき た。いい方向に進んでいる」と期待している。「打てる捕手」として白浜が、1軍定着を目指す。【網 孝広】 ◆白浜裕太(しらはま・ゆうた)1985年10月31日生まれ、大阪府出身。右投げ右打ち。広陵高から03年ドラフト1巡目で、広島に入団した期待の大型捕手。昨年は2軍で63試合に出場し、打率1割8分9厘。180センチ、80キロ。血液型A。 [2007年3月3日12時19分 紙面から] 広島尾形がサヨナラアーチ<広島5-4楽天>◇3日◇福山 広島尾形のサヨナラアーチで、オープン戦初勝利を挙げた。同点の9回2死から楽天川岸のスライダーを右翼に運んだ。05年5月の右ひざ前十字じん 帯断裂から復活を目指す男はナインにもみくちゃにされた。「気持ちよく1周しました。今は結果どうこうより野球をやれるだけで幸せ」。ブラウン監督は「尾 形が野球を楽しんでいる姿を見ているとうれしくなるよ」と目を細めていた。 [2007年3月3日21時41分] 広島先発佐々岡、初実戦で2回無失点<広島5-4楽天>◇3日◇福山 広島先発の佐々岡が2回無失点と好投した。紅白戦も含めて今年初めての実戦だったが制球、リズムともよく、テキサス安打1本に封じた。「今日は内 容よりとにかくフォームをチェックすることを考えていた。全部の球種を投げられたし、よかったよ」と満足げ。“ぶっつけ本番”でベテランらしい落ち着いた 投球を見せた。 [2007年3月3日17時19分]
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最終更新日
2007年03月04日 09時21分10秒
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