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カテゴリ:広島Carp
広島宮崎、追試合格!実戦最長4回1失点名誉挽回! 追試に合格しました-。広島希望枠ルーキーの宮崎充登投手(28)が8日、紅白戦に先発。実戦では最長となる4回を投げ2安打1失 点。最速146キロの直球を武器に、持ち味の強気な投球をみせた。前回の紅白戦登板(2日)では、2回2/3を投げ6安打6失点だったが、ローテ入り確定 へ大きく前進するマウンドとなった。 宮崎がマウンドに上がる。いつもの冷静な表情で投げ込む。初回、先頭の梵を見逃し三振。東出には中前に運ばれるが、前田智、新井を内野ゴロに仕留 め、上々の立ち上がりをみせた。東出には3回にも右前を許し1点を失うが、4回まで安打はこの2本のみ。前田智、新井、嶋のクリーンアップに対しては6打 数無安打と完ぺきに抑えこんだ。ブラウン監督を十分満足させる内容だった。 前回とは別人だった。2日の紅白戦では、白浜に2ランを浴びるなど、2回に集中打をくらい5失点、3回にも1点を失い、合計6失点と散々だった。 試合後「単調になってしまった」と反省していたが、この日は低めにボールを集め、ランナーを背負っても要所を締めた。3回、1点を失った後の2死二塁のピ ンチでも、冷静に前田智を一ゴロに打ち取った。「前回(の紅白戦)は球が高めに浮いた。今日は低めに集められた。打たれながらも抑えられた。ひとつの自信 にしていきたい」とクールな右腕は表情を変えずに話した。 広島投手陣は先発も中継ぎも好調だ。オープン戦の連続無失点は20イニングまで延びている。フェルナンデスを除いた防御率は0・69。先発で確定 しているのは黒田、佐々岡、大竹の3人。宮崎は残りの3枠を長谷川、高橋、大島、斉藤、フェルナンデス、青木高らと争うことになる。「(他の投手の好投 は)意識しています。負けてられないという気持ちはあるが、今は自分のことをしっかりやるだけ」(宮崎)。前回と一変した内容に小林投手コーチは「いい球 を投げていた。今日ぐらい冷静に投げられればいい。球も速いし、長いイニングも計算できる」と合格点を与えた。 ブラウン監督は「前回より修正できていた。コースをつけていたし、強気な姿勢がよかった」とルーキーの名誉挽回に笑顔を見せた。「今は投げさせて もらっている。1つ1つ結果を残さないと生き残れない」と宮崎自身もサバイバルを身にしみて感じている。開幕まであと3週間。3つの枠を、逃すつもりはな い。【網 孝広】 [2007年3月9日10時58分 紙面から] 広島佐々岡、円熟の技で紅白戦3回2失点広島・佐々岡が紅白戦で粘りの投球をみせた。4日の楽天とのオープン戦以来2度目の実戦登板。3回を投げ2点を失ったものの、被安打は1。ベテラン右腕の調整は心配なさそうだ。 初回は3者凡退。2、3回は制球に苦しみ、自らのエラーもあり1点ずつを失った。「カーブの軌道が自分のものではなかった」と話すように、四死球 3の内容に、納得できていない様子だった。しかし、打者13人に対し許したのは1安打のみ。万全の状態でなくても、円熟の技できちんと試合を作った。 小林投手コーチは「カーブがしっくりきていなかったが、今日明日どうこういう投手ではない。ちゃんと仕上げてくれるだろう」とまったく心配してい ない。「もっと下半身に体重をのせないといけない」(佐々岡)。徐々にフォームを修正しながら、バランスを整えて、開幕へ向け仕上げていく。【網 孝広】 [2007年3月9日10時58分 紙面から] 広島新人中東が主力組の捕手広島中東は8日、紅白戦で主力組の捕手に入った。佐々岡の球を受け「コントロールがいい。どの球も勝負球。組み立てやすくておもしろい」と話し た。主力組でプレーしたことについては「僕がそっち(主力組)に入ったということはマーティーも試してる段階だと思う。その中で期待に応えることが次につ ながる」と意欲をみせていた。 [2007年3月9日11時7分 紙面から]
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最終更新日
2007年03月09日 21時59分37秒
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