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カテゴリ:広島Carp
広島広瀬、バックスクリーン満塁1号<広島5-1阪神>◇29日◇広島 広島の広瀬が今季1号を放った。1回1死満塁から阪神能見の内角低め直球をバックスクリーンへ122メートル弾。今季初勝利を目指す佐々岡を援護 する貴重な1発となった。「詰まらされないよう、ポイントを前に置いていた。犠打でもいいくらいの気持ちで打って行きました」とうれしそうに話した。 [2007年4月29日17時28分] 変幻ナックルでフェル初星!広島初の連勝<広島8-4阪神>◇28日◇広島 通用しないって言ったのは誰だ! 異色のナックルボーラー、広島フェルナンデスが来日初勝利を挙げた。4回から登板すると4イニングを3安打無失 点。時速100キロほどの「遅球」で猛虎打線を手玉にとり、チームを今季初の連勝に導いた。本拠地初登場でお立ち台に上がった右腕は「守備と打線に感謝し たい。大勢のファンに恩返しができてよかった」と会心の笑顔を見せた。 先発長谷川が打たれ「4回から投げろと言われてびっくりした」。突然の指令にも「接戦で投げられて幸せ。逆転を信じて投げたよ」とプラスに受け止 めた。先頭林に四球を与えたが矢野を併殺に切ってリズムに乗った。5回は1死二塁からシーツ、金本に内野ゴロを打たせた。「風向きが試合の中で変わってい たからそれを利用した。遅いナックルが有効だった」と冷静な投球だった。 前回22日の横浜戦も7回 1/3を2失点。2戦連続の好投で信頼を不動にした。日本球界にとっても? ある意味歴史的な白星だ。「今日は素晴らしい天気だった。ナックルはまあまあ だったけど、釣りに行くには最高の天気だったね。ナックルは気候が暖かいほどよく落ちるんだ」。得意のジョークで今後の活躍に自信を見せた。【柏原誠】 [2007年4月29日10時34分 紙面から] 広島天谷、“プロ初弾”決勝逆転2ラン<広島8-4阪神>◇28日◇広島 赤ヘルにも黄金週間がやってきた。9連戦スタートの阪神戦に快勝。目覚めの気配を見せていた打線が今季最多の8得点と大奮闘した。新井が3ランで 花火を打ち上げ、5回には23歳6年目になる天谷の決勝逆転2ランが飛び出した。天谷はこれがプロ初アーチ。千両役者も脇役も、みんなが輝いたから喜びは 倍増だ。地元ファンに届けた大きな1勝。活きのいいブラウン鯉がズンズン激流を登っていく。 新井は一塁に走りながらぺロッと舌を出した。左中間へのスタンドインを確信した瞬間だった。初回に3-1と逆転する3ラン。一振りでスコアをひっくり返した。「チャンスだったので思い切りいきました」。主砲は胸を張った。 大きな一打だった。4連敗で迎えた26日の中日戦。8回に4連打で2点を奪い、試合を制した。苦難の末につかんだ打線の勢いを、新井は市民球場に も持ち込んだ。5回には天谷の2ランのあと、仕切り直しの内野安打。嶋と倉の適時打につなげ、5得点のビッグイニングを演出した。 主軸らしい働きだったが、試合後のブラウン監督からは新井評がなかなか出てこなかった。それ以上に天谷が目立ったからだ。「初回は足のある天谷が出塁し、攻撃にスピードが生まれた。それが新井の本塁打につながった」と同監督は渋い視点を披露した。 天谷は5回にプロ初本塁打。1死一塁から杉山の内角球をたたいた。「2~3歩走ったら勝手に手をたたいていた」という会心の当たりは右翼ポール際 中段に突き刺さった。5-4と再逆転。決勝打だ。「得点圏に走者を進めて後ろの栗原さん、新井さんにつなごうと思った。ものすごくうれしいです」。 24日の中日戦で延長12回、サヨナラ負けが決まる失策(犠飛失策)を犯した。「忘れるのではなく、その分をどんどん取り返せるように頑張る」と 現実に立ち向かった。初の開幕1軍など今季は着実にステップアップ。この試合だけでなく、カープの未来にも勢いをもたらした。【柏原誠】 [2007年4月29日15時15分 紙面から] http://hiroshima.nikkansports.com/baseball/professional/carp/p-rp-tp0-20070429-191522.html
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最終更新日
2007年04月29日 22時52分40秒
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