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カテゴリ:広島Carp
広島佐々岡6日リリーフでラスト登板今季限りで現役を引退する広島佐々岡が6日、最後のマウンドに上がる。本拠地最終戦の横浜戦でリリーフ登板する。地元島根や広島県内からの大応援 隊、カープファン、そしてチームメート。すべての視線が背番号18に注がれる。剛球でならした右腕らしく、最後の球は「直球」と宣言。悔いのない形で18 年間の現役生活にピリオドを打つ。 最後の練習日だった。名古屋から戻った5日は、午後1時から広島市民球場で一部の投手とともに約2時間汗を流した。キャッチボール、ランニングと軽いメニューをこなした。リラックスした表情ものぞかせ、普段と何1つ変わらない光景に見えた。 「実感? そこまででもないね。明日になってみないと分からない。明日、あさってくらいで実感がわいてくるんだろうね」。18年間の締めくくりを翌日に控えても、口調は冷静そのものだった。 元エースに用意された舞台は今季の本拠地最終戦。ブラウン監督は佐々岡に先発を打診したという。だが本人は断り、リリーフでの登板が決まった。監 督は「引退試合は選手が主役だからね。意見を尊重するよ」と快くOKした。小林投手コーチは「楽な場面になると思う。本人から要望が来ている。あとは状況 を見て送り出すことになるでしょう」と説明した。先発は大竹が務める。 直球勝負-。佐々岡は明かした。「最後はまっすぐでと考えている。途中、カーブやスライダーを投げるかもしれないけどね。直球は投手としてのこだ わり。(練習して)投げられる形にはなっているけど、どうなるのかな。スピードガンの表示を消してくれないかな(笑い)」。入団当初から150キロ近いキ レのある速球で打者をなで切った。球速こそ落ちたが、今でも「直球が走ってこその変化球」と直球の質にこだわってきた。本格派投手の本懐を最後に示す。 地元の島根県浜田市から約160人が団体バスで駆けつける。また広島県内からも約2000人の佐々岡応援団が結集。親戚や友人ももちろん来る。チ ケットはこの時期では異例の売れ行きを見せているという。マウンドに躍動する背番号18もこれが見納め。すべてのカープファンが佐々岡の最後の勇姿を深く 胸に刻む。【柏原誠】 [2007年10月6日11時29分 紙面から] http://hiroshima.nikkansports.com/baseball/professional/carp/p-rp-tp0-20071006-266245.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月07日 08時48分57秒
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