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カテゴリ:読書
カラフル 森 絵都
カラフル 紹介文 生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになるのだが…。不朽の名作ついに登場。 図書館の予約数がすごかったんで、ブックオフで買いました。 めちゃめちゃよかったです。 めっちゃ面白かったです。 そしてめっちゃ泣けます。 以心伝心って言葉もありますが、黙ってちゃぁわからない・・・ たとえ血の繋がった家族であっても。 人は話してはじめて解かりあえる。 そんなことを教えてくれたような気がします。 僕も(生前の)小林真のように親子の会話は無いに等しいです。 順番でいけば両親が先に逝くんですけど、元気なうちにもっといろんなこと話してみようかなぁって・・・ 以下、本文より特に印象に残った箇所を・・・ この地上ではだれもがだれかをちょっとずつ誤解したり、されたりしながら生きているのかもしれない。 ぼくのなかにあった小林家のイメージが少しずつ色合いを変えていく。 それは、黒だと思っていたものが白だったなんて単純なことではなく、たった一色だと思っていたものがよく見るとじつにいろんな色を秘めていた、という感じに近いかもしれない。 この世があまりにもカラフルだから、僕らはいつも迷ってる。 どれがほんとの色だかわからなくて。 どれが自分の色だかわからなくて。 「カラフル」おすすめです。 で、今読んでるのは図書館で借りた「流星ワゴン」重松清 です。 流星ワゴン 重松清 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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