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府職員、勤務時間中は「禁煙」=30分の休息は廃止に-橋下大阪知事3月18日23時1分配信 時事通信
「勤務時間中は禁煙としたい」-。大阪府の橋下徹知事は18日、府議会健康福祉委員会で、職員の勤務時間中の喫煙を認めず、1日30分間の休息時間も廃止するよう担当部局に検討を指示したことを明らかにした。府の受動喫煙対策に関する公明党議員の質問に答えた。 府は条例で、職員が1日に45分の昼休みのほか、15分ずつ2回の休息時間を取れるよう規定している。府人事課によると、府職員の喫煙率は26%で、庁舎の喫煙スペースで休息時間に喫煙する職員は多いという。 大阪府が未だに「休息時間」を残していたことにびっくりしました。 全国的に見て、「休息時間」は廃止の方向にあり、8割以上の自治体が、平成20年3月末までに廃止の予定です。 有給の休息時間廃止の動き 批判受け、8割の自治体で 職員に有給で認めていた15-30分の「休息時間」を取りやめる動きが地方自治体で広がっている。公務員の待遇に対する批判を受けたためで、総務省の調査によると来年3月末までに制度を廃止する措置を取っているのは都道府県と市区町村を合わせた計1874自治体(4月現在)の84%の1567に上っている。 この期に及んで廃止の検討が始まったのは遅いくらいです。これは橋下知事の責任ではなく、前の知事、そして既得権益を死守しようとしていた大阪府職員の責任であるといえます。 橋下さんが言い出さなければ、「休息時間」を続けるつもりだった、全国的にみて、廃止しない2割に入っていた。 前の知事、赤字まみれの自治体のトップとして自覚が足りないというしかない。 大阪府職員、橋下知事のいうとおり破綻(寸前)企業の従業員としての自覚が足りないというしかない。 さらに、「府職員、勤務時間中は「禁煙」=30分の休息は廃止に-橋下大阪知事」の記事に、以下のようなコメントがついていました。 4:2008年3月19日 0時13分 1,217点 禁煙は問題ないと思うけど、休息時間の廃止って労働基準法に抵触するんじゃないのか? 抵触しません。 そもそも労働基準法に「休息時間」という概念はない。 5:2008年3月19日 0時39分 1,203点 就業規則の改定には、労働組合または労働者の代表者と合意しなければなりません。こういったイロハのイを無視した発言をする政治家をデマゴーグと呼びます。 地方公務員の場合、団体交渉権が一部、制約されている。 「労働組合、労働者の代表者との合意」は必要ありません。 地方公務員法に明文の規定があります。 地方公務員法 (交渉) 第55条第2項 職員団体と地方公共団体の当局との交渉は、団体協約を締結する権利を含まないものとする。 同条第9項 職員団体は、法令、条例、地方公共団体の規則及び地方公共団体の機関の定める規程にてい触しない限りにおいて、当該地方公共団体の当局と書面による協定を結ぶことができる。 書面による協定を結んだところで、条例はもちろん、規則、規程といった議会の議決が不要なものよりも効力が弱い。 「休息時間」は、大阪府条例及び規程で定められています。 ○職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例 (休息時間) 第六条 任命権者は、第二条から第四条までの規定により定められる勤務時間(以下「正規の勤務時間」という。)のうちに、その勤務時間四時間につき十五分の休息時間を置くことができる。 ○職員の勤務時間、休憩時間等に関する規程 (休息時間) 第四条 職員の休息時間は、一日二回各十五分とする。 「休息時間」をなくすには、いわゆる「労使交渉」は必要ない。 少なくとも、府議会の議決をとって条例を変えればすぐに廃止できる。 条例が「できる」と定めているので、うまくいけば、規程を変えるだけでも(議会の議決不要)「休息時間」を廃止できるのではないでしょうか。 「休息時間」については「勤務時間中の禁煙」とは関係なく、全国的な流れから考えても、やめるべきものだと思います。 勤務時間中の喫煙の是非についてですが、「公共の施設等における禁煙化を原則とする受動喫煙防止」を推進していたり、「全面禁煙に取組んでいる施設等の募集」している以上、大阪府だけが分煙でごまかすというわけにはいきません。 これらの取り組みは橋下さんが知事になる前からやっていたようで、民間含む他者には全面禁煙を勧めておきながら、大阪府自身は全面禁煙していなかったという、おかしなことになっています。 そういう観点からいけば、橋下知事の「勤務時間中禁煙」は妥当であるといえます。勤務時間中といわず「休憩時間中」も禁煙にすべきでしょう。むしろ、今まで放っときすぎたともいえます。 私もタバコを人並みに吸います。1日10本も吸わないのですが、禁煙までに至りません。 やめろといってもやめられるわけではない。 やめたいけどやめられない。 厳しいと思える反面、大阪府のような措置であれば、タバコをやめるいい機会であるとも思えます。 強制的に禁止してもらえれば、やめるきっかけにもなります。 大阪府の喫煙率が2割強というのにも驚いた。非喫煙者が主流派、喫煙者は少数派だったのですね。 もっとたくさん吸っているのかと思った。 大阪府職員は甘えるのもいい加減にしろ⇒にほんブログ村 平和 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
私は、今回の禁止方針は、やろうとすればできることだと思っています。 ただ、それが府民のためになるかと言えば、おそらく否でしょう。 何しろ、知事自身が「喫煙禁止」が府職員の仕事の効率を高めるとは考えていないのですから。 つまり、これは府民のためを考えてのものではない、ただ自分のプライドを守るためのものです。 そして、こうやってただ職員を締め付ければ、有能な者はどんどんまともな民間企業に移ってゆく、府の仕事は滞る、の悪循環となるでしょう。 ちなみに、私は非喫煙者ですが職場の喫煙率は約30%。分煙されていますので喫煙者は喫煙室に行くために席を外しますが、それを禁じることが社の業績にプラスになると思っている者は、社内にはほとんどいないようです。 では。 (2008.03.22 00:39:29)
白砂青松0715さん
>私は、今回の禁止方針は、やろうとすればできることだと思っています。 >ただ、それが府民のためになるかと言えば、おそらく否でしょう。 私は公務員を叩けばいい、という論調には賛成できません。 今回の件も、「タバコ」と「休息時間」を切り離して考えるべきだと思います。 まず、「休息時間」の廃止は全国的な大きな流れであり、大阪府だけの話ではありません。 「休息時間」を使って、早退したり遅く出勤したりと不適切な運用につながりかねない(実際にそういう自治体もあった)制度なので、透明性の観点からなくすべきものです。 一方、タバコ、これはちょっと書きにくいですね。今でこそ一日10本程度で済んでいますが、昔はもっとたくさん吸っていた。それこそ一日2箱直前(約40本弱)まで吸っていたから、吸う人の気持ちはよく分かります。(何で一日10本程度に落ち着いたかというと、喫煙室で吸っていたら、電話とか上司の呼び出しを伝えにくる人が、非常に煙そうな、イヤな顔をしながら呼びに来る。忙しいときなんかは「わざわざこんなとこまで呼びにこさせやがって」という殺気だった顔をする。呼びにくる人の仕事の手を止めてしまう。そういうことがあって次第に本数が減っていきました。まあ、家でも「タバコ臭い」とか言われるし。) まあ、今のご時世、喫煙者は少数派であることを自覚するべきなんでしょうなあ。 受動喫煙防止の大きな流れの中、止むを得ないのでしょうが、個人的にはつらいと思う。 世間の流れは禁煙、それも分煙という生易しいものではなく、全面禁煙。 そういう流れだから仕方が無い。大阪府も他所様に「全面禁煙」を勧めている以上は、自分も率先してやらないと。 (2008.03.22 02:08:35)
白砂青松0715さん
>何しろ、知事自身が「喫煙禁止」が府職員の仕事の効率を高めるとは考えていないのですから。 >つまり、これは府民のためを考えてのものではない、ただ自分のプライドを守るためのものです。 動機が何であれ、結果としては世間の求める方向に行っている。 いくら高邁な動機、理想があろうとも現実的に何もできなければ、意味が無い。 政治家は結果が全てです。 「府民のためにならない」と府民が判断すれば、次の選挙で落とせばいい。 府民のためになるかならないか、これは府民自身が判断すればいいのではないでしょうか。 それにこれがきっかけでタバコやめられたら、健康にもなるし、健康になることで仕事の能率も上がるかもしれないし、職員からは感謝されるんじゃないでしょうか。何よりおこづかいが増えます。 >そして、こうやってただ職員を締め付ければ、有能な者はどんどんまともな民間企業に移ってゆく、府の仕事は滞る、の悪循環となるでしょう。 そういう意見があってもいいですが、客観的に証明できるものがないと。 (社内禁煙を実施している企業とそうでない企業の業績比較とか、何かデータがあれば仮説としては成り立つのかもしれませんが。) >ちなみに、私は非喫煙者ですが職場の喫煙率は約30%。分煙されていますので喫煙者は喫煙室に行くために席を外しますが、それを禁じることが社の業績にプラスになると思っている者は、社内にはほとんどいないようです。 吸いすぎに注意、です。 (2008.03.22 02:09:18)
通り須賀りさん
>「休息時間」を使って、早退したり遅く出勤したりと不適切な運用につながりかねない(実際にそういう自治体もあった)制度なので、透明性の観点からなくすべきものです。 そういう不適切な運用というのは、確かにあるのでしょうね。 ただ、「民間では」普通に「職場慣行」で通用していることが、公務員がやると「ヤミ休息」と叩かれてしまうという面もあり、「透明性」の観点から敢えて「休息時間」を明示していたという部分もあると思いますよ。 >そういう流れだから仕方が無い。大阪府も他所様に「全面禁煙」を勧めている以上は、自分も率先してやらないと。 ところが、現府知事はその流れに抗っていた訳でしょ? あまりにも節操が無い。 逆に言えば府知事の動機はそれを「率先してやる」ことではないってこと。 >動機が何であれ、結果としては世間の求める方向に行っている。 世間が求めるのは、府政の効率的な運営だと思います。 その結果に繋がらないと知事自身が認識している政策を提案するのは、その時点で問題でしょう。 >「府民のためにならない」と府民が判断すれば、次の選挙で落とせばいい。 その間、税金の無駄遣いする余裕はあるんでしょうか。 >健康になることで仕事の能率も上がるかもしれないし、職員からは感謝されるんじゃないでしょうか。 知事はその効果は考えてはいなかったということです。 (2008.03.24 05:22:19)
通り須賀りさん
>そういう意見があってもいいですが、客観的に証明できるものがないと。 >(社内禁煙を実施している企業とそうでない企業の業績比較とか、何かデータがあれば仮説としては成り立つのかもしれませんが。) 客観的な証明は不可能でしょうね。会社自体が違えばその他の条件が全然違いますし、同じ会社では時期が違ってしまいますから。 まあ個人的には、会社が社員の待遇を無闇に切り下げれば、有能な社員はどんどん辞めて行く事例を知ってますけどね。私が出向したある会社は、かなり社員の待遇を切り下げていた。出向者には派遣元の会社の待遇という安全ネットがありましたけど、直接その会社に雇われていた人はその直撃を受けていた。で、結局その会社で長く経験を積んだ有能な人たちは、ほとんど同業他社に引き抜かれてしまった。その会社は社員に辞められても替わりはいくらでもいると思っていたのでしょうけど、そんな経験者が世の中に遊んでいるわけがなく、採用できるのは未経験者ばかり。会社に残った出向者は業務の負担が増えて、とても慌てて採用した未経験者の教育まで手が回らない状況に陥った。あんな経験は二度とごめん。 そういう経験が、私の「意見」の形成に影響しているのは間違いありませんね。 >吸いすぎに注意、です。 生まれてこの方一度もタバコを口にしたことがないので、喫煙者の心情には相計れぬ部分がありますけどね。 過ぎたるは及ばざるがごとしは、禁煙を求める方にも言えることだと思います。 では。 (2008.03.24 05:29:47)
白砂青松0715さん
>そういう不適切な運用というのは、確かにあるのでしょうね。 >ただ、「民間では」普通に「職場慣行」で通用していることが、公務員がやると「ヤミ休息」と叩かれてしまうという面もあり、「透明性」の観点から敢えて「休息時間」を明示していたという部分もあると思いますよ。 大阪府の場合は、どうやっていたのか、調べたけれど、正直、分からなかった。もちろん、不適切な運用をやっているということが大々的に表に出るはずないんですけどね。証拠がない以上、断定できない。 実際、実態調査をしてもし出てきたら、また叩かれる。だから「禁煙」とセットして、「不適切な運用はやっていないけど禁煙のためにやめます」というのが、職員にとっても、組織にとっても、きれいな形ではないでしょうか。 >ところが、現府知事はその流れに抗っていた訳でしょ? >あまりにも節操が無い。 >逆に言えば府知事の動機はそれを「率先してやる」ことではないってこと。 人は立場によって、時期によって、意見や考えが変わっていくものです。 何年も前の立場に拘泥するより、新しい地位にふさわしい考えを身に付けたとも考えられます。 >世間が求めるのは、府政の効率的な運営だと思います。 >その結果に繋がらないと知事自身が認識している政策を提案するのは、その時点で問題でしょう。 >その間、税金の無駄遣いする余裕はあるんでしょうか。 知事の変節が問題だと府民が考え、今回の政策提案が問題だと府民が考え、「その間、税金の無駄遣い」する余裕がないと考えるのであれば、地方自治法第81条による解職請求(いわゆるリコール)をすればいいだけの話です。 (2008.03.24 19:52:28)
白砂青松0715さん
>結局その会社で長く経験を積んだ有能な人たちは、ほとんど同業他社に引き抜かれてしまった。 公務員の世界、採用に年齢制限があり、採用試験があるので、「同業他社」である他自治体に引き抜かれるということはあんまりないんじゃないでしょうか。そんなに流動性が高い労働市場ではないと思いますが。 それに全国8割の自治体が休息時間廃止、そして全面禁煙も進みつつある現在において、「同業他社」(他の自治体)であってもほとんど条件はおんなじですよ。 >生まれてこの方一度もタバコを口にしたことがないので、喫煙者の心情には相計れぬ部分がありますけどね。 >過ぎたるは及ばざるがごとしは、禁煙を求める方にも言えることだと思います。 まあ、今吸ってないなら、吸わない方がいいでしょう。そんなにおいしいものでもなく、惰性で吸っているんでしょうな。 そうはいっても、今、タバコ吸うのも大変なんだよ。 街から灰皿がドンドン消えていっている。 前は大きな建物なら、入り口に灰皿があったんだけど、それも少なくなってきてます。 建物に入っても、喫茶店にしか灰皿がないところも増えてきた。 タバコちょっと吸うのに、コーヒー代はらわなあかん。バカらしい。 家でもそうだ。家族が臭い臭いを連発する。庭で吸っても臭いといわれる。 体からタバコのにおいがするそうですよ。奴らに言わせれば。 (2008.03.24 19:54:27)
通り須賀りさん
>何年も前の立場に拘泥するより、新しい地位にふさわしい考えを身に付けたとも考えられます。 彼があの意見を述べたのはわずか8ヶ月前のことですよ。 そしてその意見を変えたのは、始業時間前の朝礼は時間外勤務になることを知らされた後でしょう。 だって「たかだか15分、始業前の朝礼で超過勤務手当だと言うなら」と言っているんですから。 この「言うなら」の一言こそが、彼の本心でしょう。 始業前の朝礼が何の異論もなく認められていたら、彼は禁煙方針を打ち出すことはなかったんです。 こんな発想が組織の長としてふさわしいとは思えませんね。 >地方自治法第81条による解職請求(いわゆるリコール)をすればいいだけの話です。 それよりも、知事が「仕事もはかどる」と考えている方法に再度方向転換するように促した方が、よっぽど生産的だと思いますけど。 >公務員の世界、採用に年齢制限があり、採用試験があるので、「同業他社」である他自治体に引き抜かれるということはあんまりないんじゃないでしょうか。そんなに流動性が高い労働市場ではないと思いますが。 別に引き抜かれる先は自治体とは限りません。 たとえ公務員の仕事が事務処理仕事が主だとしても、その能力で貢献できる分野は民間企業にだってあるんですから。それこそ製造現場のような場所でも、いろんな役所への申請書類の作成に、専従の人間を配している場合だってあるんですから。 現に私が勤めていた企業は元公務員を中途採用していますし、私の昔の上司は元公務員でしたし。 現在は、能力がある人材の流動性はかなり高いですよ。 >そうはいっても、今、タバコ吸うのも大変なんだよ。 タバコを吸って仕事の能率が上がるなら、そして喫煙場所が指定されているなら、私は、職場で吸って頂いてもかまわないと考えているんですけどね。 大事なのは仕事をすることですから。 (2008.03.27 02:58:13)
タバコが親の敵のように悪者にされ。。子供に禁煙しろといわれ、外では肩身が狭く、政府は税金をあげる。どんだけ喫煙者を追い詰めるのか・・・
こんなのすってみました。 http://yomogi.ecopls.net/100027/ (2010.10.04 23:48:45) |