カテゴリ:ドル円
米中間選挙は民主党の下馬評どおり民主党の勝利で終わったことから、あまり思惑的な動きが出なかった。またドル買いと売り材料の両方があることから大きく動きにくかったという見方のほうが正しいかもしれない。
テレビなどではイラク問題が争点だと繰り返し伝えていたが、実際のところ共和党であれ民主党であれタカ派の度合いは変わらないような気がする。 ブッシュ政権がイラク戦争へと強行的に突入し事態の拘泥化を招いたのは確かだ。ただ思い返してほしいのはイラク戦争などの発端となった9月11日の同時多発テロによって、国民は報復の思いに駆り立てられた。あの時はおそらく民主党であれ共和党であれ民意に答えるべく相応の政策がとられたと思う。米国民を守る義務があるからだ。あの時、米国が民主党の政権下だったら軍事的なやり方が全面的に出たかどうかわからないが、議会や大統領の中身が変わったとしても米国にとって害のある国は攻撃の対象となるのではないか。この点での財政支出は大きく変わらないという予想は可能だろう。ただ、他の部分においては引き締められる可能性が高い。 年内の大きなイベントは数えるほどしかない。もう大きな動きは無いという前提をもとにトレードしなければならなそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 10, 2006 12:38:02 AM
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