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テーマ:住宅コラム(1808)
カテゴリ:仕事日記
一昨日から床の張り替えリフォームをおこなっています。
既存の床は新築時(昭和58年)から一度も手をいれていない事もあって、ブカブカ状態。 床下収納から覗いてみると、大引がシロアリにやられています。 他のところに被害が及んでいなければ良いけど・・・と、思いながらリフォームに着手しました。 床を解体すると、1本の大引3分の2が食われています。 根太は全くの無傷でしたが、大引の取り付けてある端部の柱は、案の定食われていました。 柱の補強をお客様に告げ、壁を解体すると土台から1.5mくらい、筋かいが桁まで完全に食われてスカスカ状態。 幸いにも桁の中央部の柱で、2階も乗っていない部分でしたので、現況では荷重はそれほどかかっていません。 ただ筋かいが2方向から取り付いているので、地震時には相当な引き抜き荷重がかかるところです。 柱を途中で切断して、柱を抱かせて貫通ボルト固定し、土台と柱を補強金物で緊結しました。 ダメな筋かいは全撤去し、フリーダムという金物で取り付けをしました。 台所でこれだけの食害を受けているということは、浴室でも同じような事が起こっている可能性が高いので、来年にでも浴室改修の折に補強しましょうという事になりました。 どこかをリフォームする場合、普段点検出来ないところは、是非点検してもらいましょう。 同時にやればお金はそれほどかかりませんし、その後も安心して暮らせるのですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.15 12:58:50
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