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テーマ:住宅コラム(1808)
カテゴリ:仕事日記
パソコンのソフトって便利ですよね。 特に計算系は、入力数値を間違えないよう気をつければ、自動ですから。 たとえ8千円の耐震診断ソフトでも、手計算よりは断然楽です。
今回、建築士事務所協会の書式で提出しなければならないという理由で、耐震診断の必要耐力、保有耐力を手計算でおこなうハメになりました。 計算自体は、それほど複雑なものでは無いのですが、いろいろな表から所定の数値やら係数やらを使って計算するモノですから、あっちの表、こっちの表と結構面倒な作業になります。
面白いのは、日本建築防災協会の出している耐震診断方法の指針の通りでは無いということです。(本当は全然面白くないのですが・・・) 市区町村の建築士事務所協会によって考え方が違うのか、係数の取り方が微妙に違います。
診断結果が、「倒壊する可能性が高い」などのように明らかに悪い場合や、明らかに「倒壊しない」という結果の場合は、それほど問題にはならないのですが、微妙なラインの場合は、事務所協会での講習会・日本建築防災協会の講習会の受けた講習会の違いによって結果が変わってしまうという現象が出てしまいます。 それは、補助金が絡んでいる時や、耐震改修を行ったときの結果が微妙な時に支障がでてくるわけです。 設計事務所さんの計算書が、我々の計算書より悪い数値になった場合は、それほど問題ではないのですが、逆の場合は、業者が悪者になりかねないということにもなります。 どこのやり方でも良いのですが、キチンと統一をしてもらいたいものです。
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Last updated
2008.07.11 13:40:41
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