新潟県武術連盟ホームページ

昨日の柿崎のお天気は曇り時々雪。
上越地方、大雪警報が出ていたので、覚悟して行きましたが、びっくりするほどの積雪も
無く、安心しました。
それでも除雪は必要で、先生が苦労して駐車場や、その付近、境内ときれいに除雪していた
だいて、本当に感謝しかありません。
ありがとうございました。

今日のメンバーは4人。
Ｎ師範、Ｏ大師兄、Ｍ君、私。

最初は太極拳99勢。
極寒のお御堂で、はだしで稽古するので、足の裏の感覚がなくなりました。

そして、Ｍ君の太極拳の細かなところをチエックしました。
Ｍ君は、すごくおぼえがいい。
入門間もないのに、すでに太極拳は６０勢まで覚えたし、形意拳も五行兼すべて覚え、
柳生心眼流の初伝の型も覚えました。
そろそろ細かな動作をチエックしていきます。

しかし、正しい姿勢を教え、型をやってもらうと、かなり足がきつくなり、辛そうでした。
それでも、彼はまじめに取り組んでいました。

Ｎ師範、Ｏ大師兄、私は散打の稽古。
今日の私のテーマは、相手の息遣いを聴くということです。

相手の手に自分の手を張り付けて、相手の皮膚の感触をとらえながら動くと、相手の動き
についていくことができますが、それに加えて、相手が今、これからどう動こうとするのか
を正確に感じとるために、相手の息遣いに意識を集中させると、完成度の高い「聴勁」ができ
ます。

実際、散打の中に使ってみると、相手の攻撃を目で追わなくても、さばくことができました。

自分を捨てて、相手と一体になる。

究極的にはそこまでいけたらなぁと思っています。

そんなことを考えて散打を行っていたところ、M君の形意拳の動きが気になったので、指導
しました。

「呼吸が大切」「すべて呼吸が合えば、動きも合う」

形意拳においては、呼吸で動きを形つけることが大切です。

今回は、「息」「呼吸」、そんなことに思いをめぐらせる稽古になりました。


今回も充実した稽古ができました。
M君も頑張って稽古しました。

みなさん、お疲れ様でした。