御三家中学受験・桜蔭・開成・東大サピックス家庭教師

国語過去問（記述）の採点基準


詳しい採点基準は正確には分かりません。

ただ、過去問の解答をなるべく多く用意して、その中から正しい解答を

抽出すると、大体のことがわかります。

プロの先生は、これに独自の分析を加え、より精度の高いものへと

進化させています。


麻布を例にとります。

過去問解説、解答は、

出版物として、声の教育社、東京学参の２つがあります。

それ以外に、日能研生ですと、内部の解答がダウンロードできます。

さらに四谷大塚の過去問ダウンロードにアクセスすると、会員になれば

ある程度の解答をダウンロードできます。

以上で大体４つ、年度によっては２つ位の解答を用意できます。

さらに研究熱心な方は、その他のサイト、個別のサイトなどから

よい解答を手に入れている方もいらっしゃるかも知れません。

私も、知人のサイトで、とてもいい解答を見たことがあります。

使う場合は本人の許可を頂きます。


これである程度の解答がそろいました。

これらの中から、必要最小限の書くべきことを抽出し、それを合格答案

とします。

これで論ずべき点。書くべき点がそろいました。

論点の比重まではご家庭で決定できないと思いますので、とりあえず

同じ比重でもかまわないと思います。


これに、文法、表記のミスをチェックし、大体の点数を出します。


ただ、麻布の場合、集まった生徒の答案を全部見て、その中の最高

答案を手本とするというユニークな方法でやる、という話を聞いた

ことがあります。

だとすると、大体抽出したものの上に、「加点事由」が加味されることに

なりますね。

ここらへんはプロでないとできないかも知れませんが、ご家庭でも大体の

ことはできます。

これで、おおまかに点数を出します。

毎回同じ方法で点数を出していくと、最後にはなにを書いたらいいかが段々

わかってきます。

プロは事前にそれを効率よく教えるわけですが、ご家庭でもこうやれば、客観的な

読解に近づけます。




ブログをお読みいただき、ありがとうございます。

この記事がなにかのお役にたちましたら、２日に１回、以下の

タグをクリック頂ければ、とてもありがたいです。

中学受験に関して、参考になるブログがたくさんあります！


にほんブログ村



中学校受験ランキング









大学受験ランキング