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カテゴリ:恋歌1
五月雨(さみだれ)に
物思ひをれば 時鳥(ほととぎす) 夜ぶかく鳴きて いづち行くらむ 古今集153 五月雨の降りしきる夜 静かに物思いにふけっていると、 ホトトギスの鋭い鳴き声が聞こえてきた こんな真夜中に あの鳥は 一体どこに飛んでいくのだろう・・・ ・・・・・・・・・ 今年はどうも空梅雨らしいのだが 今夜は静かな雨が降っていて しっとりと、心が落ち着く。 いい夜だ・・・ 物思いにふけるにはぴったりの夜・・・ 薫風香るさわやかな季節での 恋歌探しは気がのらない。 更新をさぼっていた言訳になるかなぁ このごろ、着物の着付けを習い始めたので、 ほとんど毎日着物で過ごしている。 着付けの先生を捜していたら、 顔の広い時鳥さんが、 すてきな先生を紹介してくれた。 ありがたいことに 我が家まで お稽古にきてくださる。 とにかく、なれることが一番だそうで、 可能な限り、着物でいることにした。 買い物にはまだ、勇気がないが、 今朝なんか 遅刻しそうな子供を送るため 、着物姿で運転してしまった。 帯が邪魔だったけれど、そう違和感は なかった。 割烹着をきて、台所仕事をやっていると これぞ、日本のお母さん!という 気分になる。 身のこなしなんかも気をつけるし 、なんとなく女らしくなったようだと 自画自賛。 着付けの先生は、同じ年ということで 共通の友人もたくさんいるし 趣味なんかも、よく似ていて すっかり意気投合したのだが、 一番びっくりしたのが、 彼女もまた、楽天仲間だってこと (まだ教えてもらっていないけど、そのうち リンクさせてもらいます) こんな過疎地にも密かにネットに向かう 同好の士がいたなんて、 うれしくなってしまう。 彼女には、ついでにお茶も教えていただくことになり 俄然私は忙しくなった。 若い頃にお茶とお花、着付けはそれぞれ 短期間囓ったまま、全く遠ざかっていたけれど、 今度こそ、やり遂げたい。 あこがれの「和のくらし」へと じょじょにちかづいている・・・ 明日は別の友人と ここよりさらに山深い地にある 骨董品や古民具、古布など山積みのお店に ドライブの約束をしている。 一度行ったきりなので、迷わず行けるか心配だけど 楽しみ・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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