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カテゴリ:中学受験
強烈なタイトルですよね~。
東大脳の作り方を読んでみました。 女子御三家中高から、塾なしで東大理三に合格した19歳の女の子が書いた本です。 著者の思いが理路整然と語られていて、一気に読まされました 東大脳の作り方、といっても別にこうすればよいということが具体的に書いてあるわけではありません。 強いて言えば、指針が書かれている感じ。 「自分の人生を自ら切り拓く意志を持ち、設定した目標にむかって努力することのできる思考回路を持つこと」これに尽きるようです。 このことを語るために、著者の19歳までの生い立ちが描かれているのですが・・・。 とても真似できそうにないです それに、子供にも真似させたいと思えません(ごめんなさい) とにかく、著者はストイックです。 設定した目標にむかって努力することの大切さは分かるけれど、もう少し人生に潤いみたいなものがほしい印象。 著者は自分の生き方に満足されているし、それはそれで素晴らしいと思います。 ただ、自分の子供にはね、という話です。 人生って、目標のために無駄と思える時間を省いていったら、究極的には何もなくなっちゃう気がします。 おばさんならでは、の感想かな それでも、現代の若者に対する自立できなさについての考察などは、素直に肯けます。 自分にも他人にも厳しい人なんだろうな~。 中学受験に関して感じたことは。 夫の母の口癖だったという「やるやらないも能力のうち」(←小学校の時、塾の勉強をサボる夫に対して)というのを思い出しました。 著者のような、もともと頭がよい子が努力もできるって最強ですよね。 中学受験って、もともと、そこそこは勉強のできる子が多いと思うので、一部の天才くんは別として、あとは目標に向かってストイックに頑張れるか、できないかが重要なのかも、と思ってしまいました。 私の高校時代を思い出しても、東大に行った子は天才タイプはほとんどいなかったかも。 何年も私の母校で教えていた先生も、本当の天才は今まで一人しか会ったことがないと、言っていました。 いま思うと16歳のうぬぼれ集団に対する警告だったのかも。 最終的に結果を出した子は、全然勉強してない、と口では言いながらも、やっぱり伝わってきてしまう頑張りぶり。 入学時はさほどなかったと思える学力も、卒業の頃にはぐーーーんと差がついていました。 ちなみに、私は努力できないタイプです それなりの結果になりました さて、息子。 今日も朝からスポーツ。 午後はお友達と遊び 夕方からは、夫と算数の勉強しています。 夫と勉強している息子は「へぇ~!」「すごい!」「初めて知った!」などと楽しそう 私がみると、イライラするから嫌そうだもんね・・・。 一心不乱に息子が目標にむかって努力を続ける日はくるのでしょうか 先行き、不安~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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