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テーマ:純粋バカ一代(1051)
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【10】
ある日、1号機の最初の担当者から電話があった。奴もドロ目男と同じ会社だからなと警戒して聞いていると 「ヤマザキさん、がんばってください」と言うではないか。 「え?頑張るって、仕事のこと?」 「いえ、うちの人間ともめてるって聞いたもんで」 もめてるのに、俺にわざわざ電話してきて『がんばれ』か… 「がんばっていいのか。こっちは、つぶしてやるって思ってるんだぞ」 「ぜひ、思い切ってやってください」 「同じ会社の先輩を守らないのか」 「僕も、いやみ言われていじめられてたんですよ。結婚しないのかとか言われて」 「まだ29歳だろ。結婚しなくて悪いのかよって感じだな。田舎の年よりみたいだな」 「ほんと、いやになってたんですよ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.04.10 18:01:31
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