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テーマ:純粋バカ一代(1051)
カテゴリ:純粋バカ一代
【第1章】
北海道の知床に行った。正確には立ち寄った。仕事の関係で北海道に行き、長い休みがあったので、車で北海道一周をしようということになった。ひとりで。 北海道一周といえば、知床ははずせないだろう。その後、知床は世界自然遺産に認定されているくらいだから、やはり思うのは期待するのは自然だね。 知床五湖というところがあるらしいので、そこまで歩いてみるかと駐車場まで来た。 まぁ広い駐車場で、郊外型ショッピングセンターの駐車場かと思うほどで、そんなに人が来るかなと心配になるほどの広さだ。北海道は土地が広いので このばかでかさも普通なんだろうか。 まばらに止まる車から離れたところに 自分の車を止めて看板を見てみると、知床五湖は整備工事中で立ち入れないが、その手前までの遊歩道は行けそうだ。 すらりと伸びた広葉樹の中を行く遊歩道は、異国か別世界を思わせるように、自意識も存在感さえも薄れさせ、自然の中に溶け込ませてくれた。 歩くという疲労を伴う行為も、そこでは心地よく感じられる。腕を意識的に少し大きめに振って大またで歩いてみると、少年時代に戻ったようで うれしくなってくる。 その遊歩道は、駐車場から林の中をUの字にまわっているようだ。方向的に帰り道に入ったころ、立て看板らしきものが見えてきた。 周りにほかに人口構造物は見当たらないし、かなり重要なことが書いてあるのかなと見てみると 「この先出口までの200mは、熊がよく出没する地帯です。鈴をならしたり、声を出すなど熊が近づかないように注意をして通行しましょう」 なんだとぉ。入り口にはそんな注意書きはなかったぞ。今頃になってそんなこといわれても、鈴持ってないし…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.14 08:08:55
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