ないものねだり

2011/09/15(木)17:59

七福神 『毘沙門天は頭脳明晰で超リッチ♪』

七福神あれこれ(3)

 さてさて、ふたたび七福神に関するお話だよ♪ 毘沙門天は古代インドの神様で、本名はヴァシュラヴェナというんだそうだ。 仏教に取り入れられてからは、クーヴェラ(金比羅)と呼ばれるようになって、 それからさらにヴァシュラヴェナ(毘沙門)となったそうだ。 え? 毘沙門天と、香川にあるあの金比羅さんは同じ? リッチな毘沙門天には美人の奥様がいるんだ。羨ましい~話だよなぁ。 毘沙門天の美人妻が、あの吉祥天という神様だったりする。 毘沙門天は、普段は愛する妻の吉祥天と共に、金銀財宝で飾られた大豪邸(お城)に住み、 釈迦の説法があると、出掛けて行っては法話を聞くのが一番の楽しみだったそうだ。 それに、脳科学者の養老猛司も驚くほどのIQの持ち主で、釈迦の弟子達が、 眠気に誘われ、コックリコックリと舟を漕ぎだすような難解な説法の間でも、 教えを何一つ聞き漏らさず、暗記する優等生だったそうで、ついたあだ名が「多聞天」。 毘沙門天の凄いところはそれだけじゃない。 毘沙門天は、ひとたび仏教の敵が現れようものなら、大暴れして敵を退散させる。 そんな功績があって、毘沙門天は仏教を守る四天王の中でも"最強神"と崇められた。 毘沙門天が戦(いくさ)の神様とされるのはこんな逸話からのようだ。 奥さんが美人、秀才、戦いのヒーロー、リッチ... なんかムカツク。(ひがみ根性) 勇ましい戦装束の毘沙門様だけど、本来の功徳は、仏法守護のほか智慧明瞭、 開運出世、財宝金銭授与とされ、まさに文武両道でオマケに超リッチな神様だ。 奈良法隆寺には、夫婦の仲睦まじさを象徴する毘沙門天と"吉祥天"の像があるそうだ。 こんな毘沙門天の言い伝えから、楠木正成、足利尊氏など、乱世を生きた武将達は 戦勝の神として信仰するようになる。 いつの時代にも、人はヒーローに憧れるものだよね。 ちなみに、砂が子供の頃に憧れたヒーローは大魔神だったけど、何か?

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