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カテゴリ:砂的 映画あれこれ
Driving Miss Daisyは、1989年制作のアメリカ映画。 アカデミー賞では、9部門でノミネートされ、そのうち作品賞、主演女優賞、 脚色賞、メイクアップ賞の4部門を受賞。 とくに、主人公の未亡人を演じたジェシカ・タンディは高く評価され、 この映画で、史上最高年齢でアカデミー主演女優賞を獲得したそうだ。 物語の舞台は、1950年代のジョージア州アトランタ。 元教師のデイジーが、クルマで出かけようとして隣家の垣根に突っ込んでしまう。 息子は、運転手を雇うように薦めるが、デイジーはまったく聞く耳を持たない。 ある日、そんなデイジーのところに初老の黒人が運転手として雇われてきた。 一方は、南部気質で保守的な老未亡人... 対するモーガン・フリーマン演じる運転手は、ちょっとオトボケでしたたか... 当初、デイジーはプライドから、黒人が運転するクルマに乗ろうともせず、 自分のライフスタイルが乱されるのを嫌って、距離を保とうとするが、 黒人運転手の方は、そんなことは気にせず、根気強く彼女に接する。 そんな、頑固者同士が、ときに皮肉を言い合い反目し合いながら、 やがて、人種の垣根を越えて"生涯の友"となって行く。 この作品は、孤独になりたくないのに、つい孤独に陥ってしまう人と、 孤独な人を、放っておけない人情家が織り成すヒューマンドラマだ。 この映画、機会があったら是非観て欲しい♪ 砂浮琴の映画評価は、カテゴリーで初の星五つ★★★★★(出た!遂に。) さてさて、人は誰も年を取りたくて老いる人はいないし、 孤独になりたいと願って、孤独になる人もいないよ。 それでも、人が孤独になるのは、ほんの少し意地っ張りで、 ほんの一歩、踏み込むことをためらったからだと砂は思う。 そんな後悔を、皆んなはしちゃダッメだよ。 妙に今夜はシリアスだな...(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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