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ないものねだり

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2015.11.13
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カテゴリ:砂的博物誌
立冬を過ぎた寒空の下、時折吹く風に揺れながら、
裏庭では、皇帝ダリアが咲きはじめている。   ☆写真をポチすると拡大♪

DSCN1917.jpg

以前から、皇帝ダリアという仰々しい名前には、
秘かに疑問を抱いたりしていた。

DSCN7664.jpg

どうした事か、母は大きな声で私を呼んだかと思うと、
指差して「ほれ、将軍様が咲いたよ」と大はしゃぎ。

いつ、将軍に格下げになったのだ...

DSCN1921.jpg

皇帝ダリアは、一般的ダリアと同じくメキシコ原産の植物で、
キク科の多年草に分類される。

図鑑には、英名をTree Dhalia、和名は木立ダリアとある。
拍子抜けするほど、まんまである。

DSCN7673.jpg

それでは何故、皇帝ダリアと呼ばれるようになったのだろう。
私のように、疑問に思う方も多いのではないか。

メキシコでは、通称で"王様のダリア"と呼ばれるらしいが、
そういうことが、皇帝ダリアの由来なのかも知れない。
ブームを企む、花屋の陰謀という線も捨てきれない。

DSCN7675.jpg

草丈、3~5mになると記されているが、うちのは未熟児?

ともあれ、昨年は強風に折られ、ハラハラした末に咲いたが、
今年は支柱が功を奏し、台風にも折られず咲いた。


世の中には、決して真相を知ってはいけない事もあることを、
大人なので理解してはいるが、これで花屋から狙われることはなかろう...(笑)









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Last updated  2015.11.13 11:22:01
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