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カテゴリ:砂的 映画あれこれ
出演:マシュー・モディーン ビリー・ゼイン ショーン・アスティンほか 1990年 ワーナーブラザーズ映画 もう、何度目になるのだろう。 またしても、この映画を観てしまった。 最近の戦争映画は、CGに頼るあまり人間描写が希薄になる。 娯楽に走り過ぎ、やたら銃弾が飛び交う滑稽なシーンが目立つ。 しかし、「メンフィス・ベル」は作りが違う。 この映画には、ただ一人のヒーローなど存在しない。 主人公は、長距離爆撃隊に所属する、爆撃機の搭乗員たち。 あの日、大空で勇敢に戦った、すべての若者がヒーローなのだ。 1943年夏、英国からドイツ本国への爆撃は激しさを増す。 ドイツの主要都市への爆撃は、大きな戦果を挙げていたが、 一方、ドイツ軍の迎撃で爆撃隊には甚大な損害が出ていた。 そんな中、メンフィス・ベル号だけはいつも無傷で帰還し、 あと一度の出撃任務を終えれば、祖国へ還ることを許される。 物語は、明日の任務を前に、葛藤する搭乗員にスポットを当て、 恋と、死への恐怖と、故郷へ還る希望、将来への夢を織り混ぜ、 若者たち友情と絆が、軽快なタッチで描かれている。 映画の主題歌Amazing graceが、青春の群像を浮き彫りにし、 劇中に流れるDanny Boyが、物語に彩り添え心に滲みる... 砂浮琴の映画評価★★★★☆ さて、急な話になるが、月曜の朝に再検査を受けることになった。 吉と出るか、凶と出るか、結果は二つに一つしかない。 今の心境は、出撃前の搭乗員みたいだ... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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