ビバ!UNR発展計画!
我がUniversit of Nevada, Renoには30年間の長期発展計画があり、30年後には3倍以上の大きさになるらしいですねー。I-80からMcCarren, Sierra からSutro/Wells Ave.までの敷地がすべて大学構内ということになるようです。ひょー。狭い日本で育った私にとっちゃー、今だって十分すぎるほどの大きさですのに。(今も北の端から南の端まで歩いたら15分はかかる、と思う。)生徒と教授とで5万人にもなる、巨大大学を目指すようです。これはRenoという街に大変賢い選択だと思う。Renoはカジノ産業がどんどん衰退しているから何か他の生き残り策を考えないといけないのだが、大学を拡大し、それを核としたアカデミックな文化都市として発展させるというのは、実によいアイディアだ。landscapeも美しいし、lake tahoeなども近く自然の魅力に溢れ、一年のうち300日以上が晴れということで、気候にも恵まれている。(今年の冬はどか雪が降ったけど、例年は邪魔なほど降らない。)西海岸からも比較的近く(アメリカ的感覚だと近い。)、地理的にも悪くない。ということで、魅力溢れる文化都市になる下地は十二分にある。しかもRenoの発展計画は、大学拡大の一辺倒ではないのだ。Nevada州はアメリカの中で最もビジネスに甘い税制をもっているため、ビジネスにとってひじょーに魅力的な州である。特にここ最近はリノとラスベガスに移転してくる企業が増えている。今後、企業の誘致にはさらに力が入ることだろう。大学が発展し、研究機関としての力をつけたら、Renoは企業ににとって、研究拠点としての魅力も増す。反対に、大学にとっては、ビジネスが盛んであればあるほどそれが強みになる。企業は、学生のインターンシップなどの受け皿や就職の受け皿になり、研究開発の資金源ともなるし、優秀な研究者を大学に招くこともできる。企業と大学の相互依存関係は常にwin-winなのである。ということで、企業誘致と大学拡大はリノにとって、素晴らしい生き残り策だ。イベントも豊富だし、リノはなかなか街づくりがうまいなーとは思っていたけど、いやぁ、脱帽でございます。周りには土地がこれでもかっていうほどあるし、人口がいくら増えても大丈夫!ただ、道は広くしなくちゃね。私はこの、のほほんとした環境を愛してきたけど、卒業した後にもっと有名な大学になってくれたら嬉しいなー。美味しいとこどりだわーと思う。学部もここですから、一応既にalumniです。例え何かが起こって修士をとれなくなったりしてももうUNR卒業生である事には違いないのだ。ふふふ。もちろんリノという街も愛しているので、街自体の発展も嬉しいぞ。あー、土地を買うなら今がチャンスだろうなー。値上がり間違いなし。-------調べてみたら、現在255エーカーで、30年後には少なくとも860エーカーになるって書かれてた。860エーカーって言うのは2km×1.7km位の広さ。