礼儀正しさとフランクさを天秤にかける
勢いにのって書いてしまいます。大学を卒業し、久々に日本に帰ったときに思ったことのひとつ。それは、他人や目上の人に対して、気をつけていないと、妙に慣れ慣れしい感じになってしまうということ。いやー、こりゃいかん!アメリカで、フラットな組織と、敬語のない世界に慣れていたせいだ、と思った。アメリカに行く前は、敬語の用法に気を使うことはあっても、態度自体をそこまで意識することはなかったように思う。アメリカのフラットさも気楽でよし。日本の礼儀正しさも慎み深くてよし。どちらも好きだ。どちらも捨てがたい。でも、どちらかというと、私にはアメリカ式の方が肌に合っている気がする。その方が笑顔の機会が多いから。年上でも年下でも、見知らぬ人でも、お互い気軽に言葉を交わして、冗談を言って、アハハって笑える。私はそういう表面の繋がり、かる~い繋がりが広がっているのが好き。日本なら軽く微笑んで、目礼して通り過ぎる場面は、アメリカなら、にこーって微笑んでHi, Joe!とFirst Nameで呼びかけて、挨拶だろう。凹んでいるときにそれを何回か繰り返すだけでも、結構元気になれてしまったりする。だから好き☆でも、丁寧社会日本の、礼儀正しいカスタマーサービスや目上の人に敬意を表す姿勢など、それはそれで魅力的なのです。私はアメリカのフランクさが好きと言いながらも、日本では中途半端なフランクさが浸透しないで欲しいと勝手なことを思ったりする。