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カテゴリ:その他
北海道で買った冬の革靴を出す。
この街に来て4度目の冬。初めて必要と思える日がやってきた。 冬使用の革靴。見た目は普通の革靴だが実は靴底をみれば一目瞭然だ。靴底が全然違う。そう、雪国は家も服もコートも靴も道も「雪国仕様」なのだ。 だが、この街の「なんちゃって雪国」ではまったく必要がない。白馬の辺りでやっと「まぁ・…雪国かなぁ…」と言う感じである。この辺りを「雪国」と言うにはそもそも無理があると思う。 新雪といっても湿った重たい雪だ。 それでも十分である。 誰も通っていない雪の積もった道を歩く。 足首より少し上位だろうか。 ズボズボッと足が埋まっていく。 そうそう、これが雪というものだと思う。 さらに・・・ 人が足を踏み入れてない場所の雪を手で握ってみた 「すくう」のではない。「握る」のだ。 北海道では「ベタ雪」といってた雪質だ。 だが、この辺りの人からすれば「サラサラ」雪なのだそうだ。 やむ事を知らないかのようにどんどん空から降ってくる雪 これが冬ってもんだよな…と思う。 彼氏がよく言う。「ここはなんちゃって雪国」だからと。 まったくそのとおりだと思う。 ひたすら降ってくる雪と どんどん積もる雪と ひたすら空を見上げ、その辺りをきょろきょろする自分。 私が見る度に何か違和感を感じる周囲。 それが今日は全く別の風景に見えるのだ。 長い年月の中でいえば一瞬の「雪景色」 なんでも白いで覆い隠してしまう雪。 「雪だー!!」 って大きな声で叫びたくなった。 本当に嬉しかった。 雪の中に飛び込みたかった。 やっと・・・ 4年目にして「冬」を全身で感じた。 四季をやっと体が感じ取ったのだ。 4年目の冬。今年は何か良い事がありそうな予感がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.01.07 23:40:17
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