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カテゴリ:時事ネタ
ちょっと今更ネタなんですが、「えびフライ」さんの 『イオン:全国の店舗を選挙投票所に 総務省も了承』 投票券をもってくと5%OFFになるとか?』所からネタを拝借してまいりました。
>イオンは30日、全国各地のショッピングセンター(SC)を、選挙の投票所として無料で開放する方針を明らかにした。実現すれば全国初となる。既に総務省から了承を得ており、各自治体との調整に入る。イオンのSCは週末1日あたり全国1000万人の集客力があり、「買い物ついで」の投票が可能になることで、投票率向上に期待がかかる。 (全文→12/1の記事イオン:全国の店舗を選挙投票所に 総務省も了承 イオンが近くにあるか無いかは置いといて、これは非常に画期的な内容だと私は思ったし、投票率の掘り起こしになるのでないかと思う。 現に現に雨の日だと投票率下がるのを見ても、「投票の意思」が本来は大事なはずだけど、現実は場所や天気など「外出する意思」の割合が大きいのではないか?と私は考えている。 単純に便利な場所(駅など)に投票所をどんどん作って、もっとお手軽に投票に行こうとか出来ないのかと常々思っていた。全国どこの投票所でも投票できるようにして欲しいと毎回思います。 (期日前投票は出来るだけ避けたいのです。ギリギリまでいつも考えるから) そもそも小学校とか公民館なんて便利な場所にあった記憶がない。北海道と長野に住んだ経験からいえばであるが。特に過疎地になればその傾向は出てくると思う。「場所」という問題。 私がそうだが、小・中学校まで片道1時間以上かけて通ったのだ。過疎地でなくても小学校の距離は割と微妙な距離である。また、小学校の近くに必ずバス停などの公共交通機関があるとも限らない。むしろ学校や公民館は家から出る人達にとっては少々厄介な距離にあるとは思う。健全者にとって徒歩15分は近いが、世の中全員が歩ける人達だという事ではないことだ。 「投票」という目的だけで人を何も用事がない場所に突き動かすのは少々難しいと思う。「投票したいけど面倒だな…」という需要を掘り起こす為には投票所が少しでも増えることにより、「投票所=近い」のイメージを作るのは大事だと思う。 でも、その1歩としてスーパーでの投票というのが実現への1歩ではないかと思う。 ちなみに公職選挙法は、投票所の設置について「市役所、町村役場または市町村選管の指定した場所に設ける」と規定があるが、この点は総務省は「投票の秘密・公平性等のルールを守れば問題ない」と見解を出している。 もし、このイオンの試みが成功すれば他のスーパーがまねをするだろう。スーパーこそ学校より近い場所にあるケースが多いと思う。(そりゃ、大型店のみになるだろうけど)また、これで「利便性=投票率UP」というのが認められれば駅等の公共交通機関窓口での投票への道しるべというか、検討をしてもらえないだろうかと勝手に私は思っている。 確かにデメリットとしては「5%引きになるから誰でもいいから投票」という問題は発生すると思うが、それをいうなら「家族が〇〇党を応援してるから」という理由で自分の考えなんか二の次で選挙に投票してる人も一緒にこの際問題にすべき。だが、このようなデメリットよりも「投票したい」という隠れ人口を掘り起こすメリットの方が私は大きいように感じる。 イオンの戦略であろうが拍手を送りたいと思った。 ※2007年04月09日「選挙の度に・・・」の一部を抜粋して書いています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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