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カテゴリ:時事ネタ
バスジャックの事件報道で「飛行機と同じく金属探知機をつけないのか」という意見をよく見かける。まぁ、喋る方はお気楽だわな・・・と思っったね。
全国にバス停が何万箇所あると思ってるんだよ。コメントしたアナウンサーとかは「高速バスだけにはせめて」とかいうけどさ、現在のバスの事情って物をご存知なのでしょうかね。また、高速バスでなくてもこのような事件は路線バスでも置き得る話だ。 何かあったらすぐに「安全対策を」というが、いざ、安全対策となれば「金」が必要だ。今回の金属探知機をつけろという声がTVを付ける度によく聞こえるが、 「値上げもやむをえないから安全対策を」という声は聞こえない。 たまにまともなコメンテーターとかが経費の部分等の現実的なお金の話をすると、その話はスルーかあいまいな話になり、結局「企業努力に」とか「難しい問題です」となっているように見うけられる。だが、安全対策を施したいのなら簡単である。「お金だすから安全対策お願いします」と一言いえば言いだけじゃないかといいたい。 それとも、飛行機のように高いお金出す?同じ距離でも飛行機とバスじゃ値段がとんでもなく違うけどね。早さや設備の問題もあるとはいえ、やはり飛行機はそれなりのお金だけの安全対策は施されているように思うのだが。いま流行の金属探知機とか(笑) こんな事を書くと私は金持ちに思われるかもしれないが、年収200万以下どころか5,60万だった時代も多々あるワーキングプア層が私だ。 詰まるところ、今回の話で私が言いたいのは「安全対策」と叫んでいるが、企業に任せっきりではなく、自分たちも安全対策に参加しなくては安全は成り立たないと私は思う。参加方法として目配り気配りも大事だが、お金も大事って事。目配り気配りだけでも防げないし、お金だけでも防げない。両方組み合わせたって必ずどこかに隙間は生じる。 それでも、少しでも安全をと思うなら、金属探知機をつけろとか車掌を乗せろというのなら「金」の問題は避けて通れない。「金」の問題に目をそむけてもハードの問題は解決しない。 もう少し現実味のある発言をして欲しいものだとTVをみてて思ったこと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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