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2010.02.07
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カテゴリ:時事ネタ
少子高齢化といわれる現代、子供の出生率は全国平均1・37だとか。一説によるとピーク時の4割減と聞いた事がある。ところがこんなご時世に出生率2.04という驚異的な数値を出している一地方の小さな村がある。


奇跡の村"長野県下條村・・・TV東京「モーニングサテライト」のHPです。前編と後編で各10分弱づつの動画有り。


長野県下伊那郡下條村は人口4200人、65歳以上の高齢化率28.62%という高齢者が3割弱を占めている村である。その不思議は上記のリンク先を見てほしい。
(人口と高齢化率はH22.1.1現在の数値/参考:長野県下伊那郡下條村HPより


これは単なる「出生率」という問題だけではなく公共事業や村の存続をかけた色々な問題が浮き上がってくると思う。よく「地方を元気にするにはどうすればいいか、出生率を上げるにはどうすればいいか」という議論を見るが、この特に前編は「結果をある程度だしている」のが見どころではないかと思う。
特に前編が面白かったです。後編はゆる~い作りでの中にポイントがびしっとあり前後編ともそれなりに見応えはあると思います。



<ネタばれ含む>

出生率を上げるために18年前から取り組んでいるという事実に驚いた。人員削減、公共事業の在り方等他にも取り上げられない色々な事があるのだろう。削減の一つに手作り道路の話、若者向けの集合住宅等、取り組みに新鮮さを感じた。

だが・・・正直前編を見終わった時点で二つの懸念があった。

1、古くからの村民と新しい住人は交流をしてるのだか
2、子供が育っても働く場所があるのだろうか

まず、1の交流については後編で古い住民の意見が放映されたがこれからの課題らしい。
今子供を生んでいる世代は元々の村民なのか、それとも他の地域からやってきた人達なのかはよくわからないのだが、やはり今の世相を反映しているなと感じる。これはなにもこの村に限った事ではないだろう。後から移住してきた人たちは後からの人たちだけでコミュニティを作りがちになりやすい。

二については子供は何れ大きくなり大人になる。社会へ出ていく。この時、子供達は何処で働くのだろうかという事。残念ながらこの件については触れていなかったように思う。
多くの地方はそうだが、望む仕事がなく都会へ出ていく人達が後を絶たない。それは今の下條村でもおそらく同じでであろう。今の子供たちが大人になった時、村は仕事を提供出来るのかという事だ。仕事がなければ他の土地で生活基盤が出来てしまう可能性が高い。いくら子育て支援が充実しているからといっても親子3人働かなくていいだけの費用は出していないだろう。


「子供が定着して次の世代を作る」その循環が望ましいのだろう。だが下手をすれば「子育てだけの村」となりかねない懸念もある。その辺りは村の取り組みとして何をどう考えているのかにも焦点を当ててほしかったけどね。

出生率というのが今回はクローズアップされたが、ヒントは沢山隠されていると感じた。








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最終更新日  2010.02.07 18:24:30
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