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子供の気持ちが理解できますか?? とある方の所で 「最近の子供は 本心を話さない」というお返事を頂いたので それは 最近ではなく、人は そんなものなのかも という具体例を書いてみようと思います。 これは アネマジロが 小さい頃に 経験してから その後どうしているか についてです。 まずの一例 注射。 皆さん 子供は 注射が嫌いだと決め付けているのではないでしょうか?? その大人の勝手な固定観念は アネマジロを 本心を人に明かさない人に 仕上げたのでした。 アネマジロは 波乱万丈のページに書いているように 小さい頃から病弱でした。 注射をするのは 病院に行けば 当たり前という感じでしょうか? そんなアネマジロ、以前書いた お世話になった看護婦長さんと母に 理解してもらえなかった事があります。 注射をしますよ! 子供にする場合、気がつかないように 注射器を見せないようにして近づけ、サッとお尻にする というのが アネマジロの小さい頃の様子でした。 最近では 大臀筋にすると良くないという事になり、しないようですけれど。 お尻に注射。。。 アネマジロは 拒否しました。 何故だか わかりますか?? 痛いから?? そんなのまったく気にしてません。 アネマジロは やらなければいけない事は ちゃんと理解していました。 病院に行くのも 何故だか 解っていました。 痛いから 我慢では ないのだと 思っていました。 その日まで 我慢していたのだったろうと思います。 初めて抵抗したのですね。 お尻ではなく 腕にして欲しい!! と 怒ったのですね。 ちなみにアネマジロは この日の日記以降にあるような 変わった子でした。 それまで お尻に というのを拒否しなかったのは 母が口うるさい人だからです。 好奇心も旺盛でしたから 珍しいものが好き。 そして 注射も どうやったら 痛みがなくなりやすいか。 内出血がおこりにくいか。 など 毎回 気にして研究(子供なりの)をしておりました。 大体は 細い注射です。 筋肉注射ですね。 筋肉注射(筋注)は 筋肉にする事で 序々に拡散していきます。 量は少なくとも 濃密なので 良くもまないと痛いですよね。 ツベルクリンの注射(こりゃ皮下注射か)のように細い2ccくらいの注射器もありますが、大体は 5ccか10ccのですね。 20ccくらいの 大きな注射に 憧れていましたねぇ。 静脈注射です。 これを初めてやったのは 血圧が極端に下がった高校生の時だったと思います。 静脈にするのですから もんでも意味ないですよ。 たまにもむ人がいるのですけれど これは しっかり押さえて止血しないと 内出血になりますからね。 でっかいの好きなアネマジロ、これをやったら さぞ痛いのだろうなんて思ってまして。 静脈に 流し込みますから 痛くないのですね。 血液に直接乗せますから 溶液も薄くなっている。 濃けりゃいいかというと さにあらず。 心臓に負担をかけるのですね。 点滴を早くすると 大変なのも そんな理由らしいです。 (これ 試してみましたけど 気持ち悪く そして苦しくなりますです) 「こんな細い手の どこに注射するのよぉ~~!!」 婦長さんは 笑いながら言ってましたね。 アネマジロ がりりんこ だったので 腕も細かったです。 (今や 腕を出したら犯罪で殺されると 言う友人もおりますが・・・) そんな訳で 抵抗して 手にしてくれようとしたのですが それは フェイント。 また押さえつけて お尻にしようとします。 さすがのアネマジロも 泣いて抗議しました。 じたばた暴れました。 婦長さん 仕方なしに やっと 腕に。。。 注射されて 顔をそむけている人を 良く見かけますが 刺される瞬間を見ていないほうが痛いですよね? アネマジロ その時もそうですが 何時でも しっかり見ております。 それによって 緊張の度合いを変えれば 痛みも多少違いますからね。 どうして そんなに嫌だったか。。。。 答えは 簡単。 これをいくら話しても 大人は信用しようとしませんでした。 怖がりだと馬鹿にしましたね。 ささいな事ですけれど アネマジロは 大変傷つきました。 それ以来、話して理解できる人かどうか で話を考えるようになりました。 ですが いくら話がわかる方でも ぶっとびアネマジロの発想を理解できる方は ごくわずか。 本心を話すということは ほとんどありません。 これを話せるのは この世で数人しかおりませんね。 両親も弟アルマジロも 話したところで 理解できないのですね。 まあ 自分がこんなもんなので 本心をはっきり話す人がいるとは 考えていないわけです。 それでも その人と話しているとその様子から 推察できる部分が出てきます。 その人が考えているであろう 道筋が見えてくるのですね。 それを見てみたいものだ。 常々 人とかかわると そう思ってしまいます。 そうなんですよ。 つまり 最近の子は 話さないのではなくて話していないだけなのかもしれないのですね。 何も見えないで迷いがある人が 多いのも事実でしょう。 そのあたりは 微妙ですけれど。。。 注射だけで 病院勤務で経験した事を書きますと。 外科でしたから 傷を負ってきた方の縫合がよくありましたね。 これは 縫う痛みを和らげるために 局所麻酔を打つわけです。 特殊な例としては、あまりに小さい子供が 小さな傷の時には テープでひっぱる方法もあるのですが 部位によっては一針でも縫わないといけない場合もあります。 その場合、小さいうちは 痛みが感じにくいこともあって 注射うつよりも良い(何度も痛い思いをさせる必要なし)として そのまま麻酔無しで施術することもあります。 それでも 大抵は 麻酔を打つのですが これが キシロカイン1%というものですね。 これを 傷口に直接数カ所打つわけです。 余談ですが このキシロカイン、以前 自分の方に10%のを打って自殺した女性医師がいましたね。 弛緩剤ですから しんじゃいます。 胃カメラ等を飲むときに 口に含んで喉に麻酔をかけますが、これもキシロカイン1%ですね。 注射用とは違った基剤ですけれどね。 この傷口に打つ注射、子供は 処置を受けるという恐怖だけで 大無きしている事が多いです。 診察室に入るだけで泣く。 触られるだけで泣く。 いつものことなのですが お母様は そんな大泣き バタバタの子供を注意すらできない。 おさえる事もできない。 こんな人が多いです。 親が側にいるのが 子供にとっては 一番の安心材料だというのに。 仕方がないから アネマジロや ひどい時は 数人で補助するわけです。 そんな中 大泣きしている子供に 「本当に痛いの???」 と 耳元で大きな声で話しかけました。 その声も 泣いていて 痛いという先入観で 彼の耳には なかなか聞こえないのですね。 先生も 「うるさいなぁ」(アネマジロが大きな声を出したので)と言うのですよ。 これ 言っても無駄だと思っていたのですね。 数回話しかけたら その子は ハッと我に返りました。 「痛くない・・・・・」 彼、自分でもびっくりしたようです。 それからは 彼と静かにお話をして、その間に 先生が処置できました。 静かなら 綺麗に縫えます。 綺麗に縫えれば 傷跡も綺麗なのですね。 はっきり言って 我が家のワンコたちだって 先生には ちゃんとお礼ができますよ。 注射したって 手術の時でさえ です。 なんで お世話になっているか アネマジロが言い聞かせるのですね。 言葉が理解できないなんて 決め付けるのは良くないですね。 ちゃんと 感謝やご挨拶は できるのですよ。 犬社会にも そういうものは 存在するのですから。 そして ちゃんと 適度な強さで 先生の治療を補助します。 「大丈夫よ」って話しかけながら。 暴れたりしないですよ。 一番 怖かったのは 離婚した時のことです。 最初の結婚の時に 先代パピーがいたのですが、一度 15cmもないくらいの体長の時に 元亭主に壁に投げつけられてしまったことがあります。 彼には 怒りましたが アネマジロは パピーには 元亭主の悪口は聞かせませんでした。 離婚して しばらくして 元亭主がアネマジロの留守に 実家に尋ねて来たのだそうです。 玄関が開いたとたんに パピーは 彼に飛びついて抱かれてしまったそうです。 彼女にとって 彼は とても素敵なパパだったのですね。 子供が 父親を馬鹿にするようになるのは 母親の態度にほかならないと思います。 もちろん ひどい仕打ちをする人間であるならば それが原因になるのでしょうが、何もないのに 馬鹿にする。 それは 自然に 悪口が出てしまって 子供に聞かせているかもしれないのですね。 アネマジロ父は とんでもないことを色々しでかしましたが 客観的に見て 良い父親じゃないとの判断はしましたが、母が罵倒するような行為はありませんでした。 多少の愚痴(深刻なのもありましたが)はありますが、彼の人間的価値を否定する発言を 母はしませんでしたね。 認めるところは 認める。 父は素晴らしい才能を持っておりますから。 母も それなりに尊敬しているのだと思います。 アネマジロは 両親は離婚していてくれれば 良かったと 実は今でも思っているのです。 面倒なことが嫌いなので そういう点では クールな考え方なのかもしれません。 ですが 離婚という事の重み。 このパピーの一件で 考えさせられましたね。 犬で こんなに苦しむのに。(常におうちに帰ろうと キュ~ンと催促されてました) 人間の子供が悲しまないわけは無いな と。 話が ごちゃごちゃですけれど。 子供は 鏡なんですよね。 どんなお母様なのか ご両親なのか 良くわかります。 今一度 ご自身を振り返ってみてくださいませ。 理解していると どこまで できると できていると 思われますか??? 言いきれますか??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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