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2012.12.12
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カテゴリ:介護ビジネス
高齢者向けの弁当宅配事業が市場として本格化してきました。
Google検索で上位のところを拾ってみると、

まごころ弁当・・・普通食525円
・セブンイレブン・・・1食500円
宅配クック123・・・普通食577円
・ワタミの宅食・・・1食540円

などあります。

市場規模がどれぐらいあるのか?ということで推測して見ました。

(株)富士経済がホームページで公開している資料によると介護食市場全体で、2011年が約1,000億円、10年後の2021年には1.5倍の1,500億円になると予想しています。
一方、高齢者向け宅配サービスは2011年の600億円から2021年に1,000億円超になると見られています。

高齢者向け宅配を利用する方は、主に自立してはいるけれども炊事が困難になっていたり、大変なので時々弁当を利用したい、などの動機と考えられますので、高齢者の中でも75歳以上ぐらい(いわゆる後期高齢者)がメインターゲットになるでしょうか?

後期高齢者の人口は2011年の統計で1480万人となっています。
非常に単純な計算ですが、市場規模600億円を後期高齢者人口1480万人で割ると、1人当たり年間4,050円程度の利用ということになります。
1食あたり約550円として、7.4回/年ぐらいの利用ということでしょうか。

後期高齢者人口は団塊の世代が突入してくるので、2021年ごろに1900万人程度になると見られます。
これは2011年比1.28倍程度ですので、利用頻度で言えば1.3倍くらいになるとの予測になります。回数でいえば9.6回/年程度ですね。

しかし、現在の普及状況から勘案して、このサービスが洗練されて普及が進めば、もっと利用頻度が高くなると私は思います。
仮に平均月1回、年間12回程度利用したとすると、年間6,600円×1900万人=1254億円と推計されます。
現在の2.1倍くらいになる計算です。

サービスの洗練とはどういうことになるかと考えると、方向性は2つ。
高機能な商品ときめ細かいサービスでしょう。

食品加工の技術は既に成熟しており、提供されている商品を見ると、価格面では既に底辺にあると思われます。
高齢者向け食品の特徴として、栄養バランス、摂食障害への対応、糖尿病など様々な病気への対応など、商品そのものに機能が求められると思います。
このあたりの細かいニーズに如何に対応できるか?
高機能でしかもバリエーションが求められ、そのニーズを的確につかむきめ細かいサービスの提供が差別化要素になってくると思われます。

現段階は市場浸透期にありとにかくシェアを取ることが優先だと思います。
市場が成熟してくるに従って、上記のような差別化要因が求められてくると思います。

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Last updated  2012.12.13 02:05:57
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