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臨時教員を考える 加藤ブログ

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September 18, 2007
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 去年より病休代理として5月の当初まで勤務していた臨時教員のS青年が正規のT先生の病休からの復帰と共に学校を去った。教員採用試験の目前の時期の6月に入った頃であった。『試験勉強に専念し、来年受かって是非この学校にまた戻ってきたいと思います。』とは、同僚の教師達にむけた別れの挨拶だった。

 さて、病休より復帰した正規のT先生だが、その後一学期も終わろうとするころ、ふたたび体調がおもわしくなくなる。

 正規のT先生が復帰したのもつかの間、病休代理で勤務した臨時教員のS青年が、再度病休代理として復帰することとなる。しかしながら、再任用の時期は夏休み明けの9月からということだった。

 かつて同じ学校で臨採として勤務していたS青年としては採用試験の一次も終えたことだし、7月末よりまた、再任用してもらいたかったのは山々だったろうが(実際、病休より復帰した正規の教員はふたたび7月はじめより休んでいた)、そこは教育委員会の都合が優先されるわけで、『実質授業のない8月の夏休みは臨採はいらないよ!』というわけだろう。

 校長の弁によると、

「病休より復帰されたT先生がふたたび体調を崩され、現在お休みになっていますが、その病休代理として、5月末まで本校に病休代理としてお勤めいただいていたS先生にふたたび、9月より来ていただくことになりました。本来ならばこういう場合、市費(市費による非常勤講師のこと→詳しくは 加藤ブログバックナンバー・臨時教員のワーキングプアはなぜ存在するのか )雇いなのですが、先生にはT先生の病休代理として大変ご尽力いただいた経緯があるので、何とか県費雇いにしてくれと教育委員会に掛け合ってきました!S先生は夏休み明けの9月より県費採用の臨時教員として本校に来ていただくことになりました。」とのこと。

 朝の打ち合わせの職員室には拍手が起こった。

                                                  つづく

                                      加藤ブログスタッフ じゅんじゅん






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Last updated  September 18, 2007 06:49:23 AM
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