|
カテゴリ:女社長奮闘シリーズ
私には2人の子供が居ます。
女の子・・Mちゃん(22歳) 男の子です・・K君(18歳) 2人の関係はお姉ちゃんと弟なので、とても仲が良いです。 Mちゃんが小学生の頃・・・ 修学旅行に旅立つ朝の出来事です。 家族みんなで見送る為に自宅の玄関で「いってらっしゃーい」 すると、弟のk君が泣いているのです。 「どうしたの?」と聞くと 「僕はお姉ちゃんが心配で・・・」 私は、泣き真似をしているのかと思っていたら・・・・・??? 本当に泣いているではありませんか・・・・w(( ̄ ̄0 ̄ ̄))wワオッ!! k君がどんなにお姉ちゃんを慕っているかを、この時に理解しました。 いつもお姉ちゃんを困らせるような事ばかりするk君・・・ 共稼ぎ夫婦ですから、寂しい想いをさせていました。 お姉ちゃんが頼りで、甘えていたのでしょう。 育児と仕事の両立は、主人の応援と協力が無ければ出来ない事でした。 主人も精一杯の協力はしてくれましたが、子供達の寂しい気持ちは埋められません。 それでも、仕事に行く母(私)・・・・・ そのk君・・・・ Mちゃんが18歳になって、オーストラリアに留学しました。 その時「お母さんと、お父さんを頼むね!」 のお姉ちゃんの一言で、とてつもなく変化しました。 一気に大人になったのです。 その後留学を終えて帰ってきたMちゃんはk君を見て驚いていました。 すっかり変身していたからです。 姉、弟が助け合ってきたんだなあ~と胸が熱くなります。 弟が自分の手に負えず、泣きながら携帯に電話してきたMちゃん。 弟の成長がどんなにか嬉しかったに違いありません。 働く母の子育ては、自分との戦いでした。 いつか、子供にも両親以外の大切な空間が出来る! そう言い聞かせながら仕事を続けました。 すっかり大人になった我が子を見て「仕事を辞めず、良かった!」と思う現在です。 「どんな子育てをしていますか?」と聞かれても・・・・・ 必死で仕事をしてきた私には、答えられません。 ただ、どんなに忙しい毎日でも「子供をしっかり見ている」その事だけは忘れませんでした。 逢えない時には、電話でお話をしていました。 私の方が、寂しくて仕方ありませんでした。 育児と仕事・・・・ 女性が仕事をする上で、最も悩む問題では無いかと思います。 「この子達が居なければ、もっと自由に時間が作れるのに」 と思ったこともありました。 しかし、大きな勘違いです。 「この子達が居てくれるから、頑張る力が出るんだ」 これが私の子供達への感謝です。 働く女性が増えた現在、子育ての悩みは尽きないと思います。 既に、自分の足で歩き始めた子供達が、安心して帰ってこれる場所でありたいと思っています。 長い日記を最後まで読んでくださって、有難うございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[女社長奮闘シリーズ] カテゴリの最新記事
|
|