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  Claire's Diary

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September 29, 2008
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カテゴリ:小さな小説家

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2年2組 ○○○○○

ここはおしろの中。おひめさまのメロディのへやからピアノのメロディがひびきます。
けらいのアージェルがやってきました。
「メロディさまお父さまがおよびです。」
「あらそう。」そして王さまのへやへいきました。
「アージェル。」
「はいなんでしょうメナジさま。」
「メロディはつれてきたか。」「はい。」
「よし、さがれ。」「はい。」
「メロディこっちへこい。」「はい。」「メロディお前はまほうの小道のでんせつをしっておるか?」
「はい。ゆめの中で一ど見たことがあります。」
そこでメナジはなぜかだまってしまいました。そしてしばらくするとメロディが口を開けました。
「どうしました?」
「メロディちょっとガーナとアルベリラをつれてこい。」
「はい。」
「十ごうしつのガーナとアルベリラをよんで、アージェル。」
「はい。メロディさま。」
「ガーナ。アルベリラ。」
「なんですか。」
「王さまがおよびです。」
「そうですか。ではただちに王さまのへやへむかいます。」
それから王さまはノートになにかかいています。それをメロディは見ました。
「なんだろうあれは。カストベラといっぱいかいてあったわ。」
「メロディ、カストベラというのはつぎのあたらしいけらいさ。」
「メロディにおしえないといけないことをおしえないといけないのだ。それをもういいかこたえてくれるのがカストベラだ。」
「だけどここでおしえてやろう。メロディお前はおこるとライオンになるだけどなんでもできる。まほうもできるライオンになるのだ。お前はまほうがつかえることはもうしっているだろう。メロディ。」
「はい。まほうがつかえることは知っていました。あっ、もうべんきょうをしなくてはいけない時間ですので。しつれいします。」
「もう。ガーナとアルベリラがくるはずだ。」
「はい。ガーナです。」「アルベリラです。」
「お前たち。あそこの森をしらべてこい。」
「はい。メナジさま。」
そしてガーナとアルベリラが森へいったことをメロディは知りそーっとへやをぬけだしメノジのへや九ごうしつへいきました。
「メロナいる?」
「はい。いますよメロディさま。」
「出かけるから馬車を出して。」
「はい。」
「エナメルが子馬を生んでますわ。」
「あらほんと」
「なんて名前にするの?メロディさま。」
「そうね、エナメルの子だしメスだからエナちゃんはどう?メロナ。」
「うん。エナちゃんがいいと思いますメロディさま。」
「じゃあメロナ馬車を早く出して」
「そうでしたね。メロディさま。」
「カールとコンをつれてきます。」
「さて。はっしゃよ。メロナ。」
「はい。」
パカッパカッ馬のひづめの音が聞こえます。メロディはどこへいくのでしょう。
「メロナここでおります。」
「どうぞ。」
「じゃあちょっとまってて。」
「さて木のみやりんごをとりましょう。」
「あらこんなとこにきれいなはながあるわ。」「あらこのはなは黄に赤にみどりへんだわ。ふつうの花はくきと花びらは2しょくなはずだわ。」「でもいいわ。りんごでもちょっとたべよう。」
「おいしいわ。」「そろそろかえろ。」
ヒヒーンパカッパカッ
「メロディさまつきましたよ。」
「お母さんただいまーっ」
「メロディおかえり。」
「ローズさまかえりました。休んでいいですか。」
「いいですよメロナ。」
メロナのへやにはバラの花でいっぱいになっています。バラのはなは生まれつきすきなのです。
「メロディ、りんごや、みはとってきた?」
「うんいっぱいとってきたよ。とるとちゅうできれいなはなを見つけたよ。みどりと黄と赤の3しょくのふしぎなきれいな花だった。キラキラと光ってたしね。」
「それは天しの花よ。それを見たひとはこううんになれると言われているのよ。」
「へえー。」
「さあメロディ今日はもうねなさい。」
「うん。お母さん。」
それからローズはメロディがねたことをたしかめるとメナジのへやへいきました。
「あなた。」
「ローズか。」
「ガーナとアルベリラをあの森へ行かせたそうですね。なにしにいかせたの?」
「森をしらべてもらったのさ。」
「それで?」
「とてもくろい花を見たといっている。」
「それは、あくまの花です。どうしよう。」
「ガーナとアルベリラはあくまみたいにわるい人になってしまっているはずです。森へねかせてしまいましょう。」

「だがそれはできん。」
「なぜ?」
「ガーナとアルベリラはわるくなっていないのだ。」
「なんですって。うそでしょう。うそかどうかメロディにしらべてもらうわ。」
「メロディおきて。」
「お母さん今一時よ。」
「ガーナとアルベリラがわるいものになっているか今すぐしらべてちょうだい。」
「わかったわ。」
「ガーナアルベリラきて。」
「はい。」
「あれ?いつのまにいたの。」
「はい。」
「お母さん、わるものになっていますがよく言いきかせばなおります。」
「じゃあなおしておいてメロディわたしお買いものに行くから。」「うん。」
「じゃあね。」
「バイバイ。」
「さて。ガーナアルベリラふたりともわるものはどういうものか知っている?」
「知っているけどおしえない。」
「わるものていうのはいい人ではないの。びんぼうでもわるものはほとんどいないの。」
「そうなの。」
「お金もち。つまりわたしやお母さんのこと。お金もちっていうのはぜいたくにすごせるけど、わがままになっていくのよ。そしてなまけものにさいごなるの。でもはたらけばいいことだからわたしとお母さんとお父さんは毎日はたらいているわ。それにお金もちというのはなれてしまえばつまんなくもなるわ。」
「そうなんかい。でもわたしたちはびんぼうなのさ。」
「そんなびんぼうなんてかんけいないの。生きていればいいじゃない。楽しいこともかなしいこともいっぱいあった人生それはとてもすばらしいのよ。お金よりたいせつなものもあるわ。いのちよ!いのちはすばらしいわ。それが一つあればすばらしい人生をおくることができるのだから。だれもがもっているなんのたからものよりもくらべものにならないものそれがいのちよ。いのちはたいせつ。なくすのは、しぬときだけ。でもいのちはなくなっても、いいのよ。またあたらしいチャンスがあるかもしれないのだから。そう生まれかわりあたらしいものになれるかもしれないということ。すばらしいいのちをもっていればなんの生きものでもいいの。生まれかわるのなら。それに生きものはなにもかも同じよ。みんな同じようにみんなちがうように人生を生きていてもいのちをもっていることはかわりないの。人生もいのちがあるからできるの。かなしんでいるのも、よろこんでいるのも、たのしんでいるのも、おもしろがっているのも、なにもかもがいのちがあるからできること。いのちがなかったらなんにもできないなんにもほんとうに。
いのちはきえるのではない。くうちゅうをさまよって生まれかわった前に体のなかへ入っていった生きものを見つめるのよ。
これでお話はおしまい。」
「ん。ここでなにをしているのわたしたちは。」
「あっ、いしきをとりもどしたのね。」「よかった。」
「あたしゆめで見たとおりの道をとおってまほうの小道へいってみよう。」とメロディは思ったのだ。
「ただいま。」
「あっお母さんだ。お母さんおかえり。」
「メロディただいま。」
「お母さん外にでてあそんできていい?」
「いいわよ。だけどプラルガブの森にはいってはだめよ。わかった?」
「うんわかったよ。」
「じゃあいってらっしゃいメロディ。」
「いってきまーす。」といってはしってメロディは行きました。
                                ~ つづく ~






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Last updated  September 30, 2008 01:24:52 AM


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