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カテゴリ:音楽
友部正人30周年記念コンサート
私が高校時代に大好きだったシンガーソングライターの友部さんの30周年記念ライブに行ってきた。 ここまで書いたら、すでに私の年齢もうバレバレ・・・ ま、それは良いとして、ワンマンとしては異例に長いライブだった。 4時過ぎに始まって、終わったのが9時。何と5時間近くも! でも、飽きもせず疲れもせず(歌う友部さんは疲れただろうけど・笑)、あっという間の5時間だった。 それだけ充実してて内容濃かったと思う。 私が初めて友部さんの歌を聴いたのは、高校時代に行ったフォークのコンサートだ。 当時はいろんな場所でフォークやロックのイベントがあった。 たくさんの無名アーティスト達がひしめきあっていた。 ちょうど今のインディーズシーンのような感じだと思う。 TVに出て売れている人達よりもこういう人達の音楽の方が、当時の私には面白かった。 だから学校では音楽の話をする友達は、当然誰もいなかった・・・(T_T) だってクラスの女の子達は皆アイドル系の話題で盛り上がってんだもん。 例えば、郷ひろみとかフォーリーブスとかね・・・(古い話です・笑) 私が聴いていたのは友部正人の他、高田渡とか加川良、はっぴいえんど、頭脳警察、RCサクセション(初期の)・・・今では伝説とまで言われるアーティスト達だが、一般人にはほとんど知られていなかった。 でも、こういうアングラ・・・今で言えばインディーズ、の人達こそが真に時代を作っていたのだと思う。 今でこそ誰もがはっぴいえんどを賞賛するが、当時彼らはライブで石を投げられた事もあるらしい。 本当の事は今はわからない。 真実は10年、20年後に分かる。 果たして、今、売れている人達が30年後も残っているだろうか? 今は地味に活動している無名の人がその頃は大御所と言われているかもしれない。 そう言えば、今日のライブでもらったチラシによると、学生時代の坂本龍一が友部さんと一緒にライブツアーをした事があったらしい(坂本本人のコメント) ライブでは詩人の谷川俊太郎や元祖フォークの小室等などもゲスト出演していた。 その人達と友部の言葉のやり取りに、友部の感性が伺えてとても楽しかった。 私が高校生の時初めて友部のライブを聴いた時の衝撃は今でも忘れない。 ギターをかき鳴らし、ハープを吹いて歌う「大阪にやってきた」は、これまで聴いたどんな歌とも違う・・・と思った。 激しく語りかけるような歌、何か命が叫んでいるような歌だった。 そして友部の詩には、やわらかで鋭い感性が光っていた。 彼の言葉には私もとても影響を受けたと思う。・・・私も当時は詩を書いていたから。 本当に言葉をつむぐ才能のある人の詩だ、と思った。 30年たった今も、友部の感性は変わっていない・・・そう感じた。 2003/01/17 0:55:22 ジョン・レノンコンサート@NHK 今、NHKで見てます~♪ 先日BS-2で録画したので、今日は観るだけ。 曽我部恵一さんが今、歌い終わったところ。 最近、曽我部さんのファンになった。 サニーデイサービスの頃は気にも留めてなかったのに・・・ 何だか、まったりゆったりした雰囲気が気に入ってる。 あ、今、坂本龍一のピアノで大貫妙子が歌ってる。 彼女の声が大好きだ。 日本の女性歌手の中では一番好きな声。 去年の暮れに、大貫妙子のクリスマスライブに行った。 ピアノのフェビアン・レザ・パネさん、すごく良かった。 大貫さんのアルバムで聴いて、彼のソロライブも聴きに行った。 やさしくて美しくて、水が流れていくような音だった。 オノ・ヨーコさん。 当時は賛否両論があった。 ビートルズを解散させた女、とか言われた。 でも、私はヨーコと一緒になってからジョン・レノンのファンになったのだ。 それ以前のジョン・レノンにはそれほど魅力を感じなかった。 それがヨーコとベッドインを行って全世界をあっと言わせたジョンは私の中でヒーローになった。 その後発表された「イマジン」は私にとって永遠の名曲だ。 当時は英語苦手だったけどジョンが何を歌っているのか知ろうと一生懸命訳した。 私の中でのオノヨーコは、好きとか嫌いとかを越えたスーパーレディーだ。 ジョン・レノンを真のジョン・レノンにした女だと思っている。 ヨーコなしではジョンは本物のジョンになれなかったと、思う。 「イメージで世界を変えられる」・・・「イマジン」でジョンが歌ったとおりの事を、今でも信じて生きているヨーコさんはやっぱりスゴイな、と思った。 2003/01/13 2:56:14 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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