デミオ
長女の通勤用のクルマが必要になり、マツダ車限定で探す事になった。バイトで貯めた予算は30万円以下。好みの古いロードスターがあったのだが、「そんなクルマはいらない」と却下。ディーラーのネットでも調べて貰ったが、デミオでも50万円以下は殆どない。更に調べるとレモンイエローのデミオが1台だけ格安で見つかった。それも向かいの中古車センターにあるようである。早速、見に行くと思ったより内外装ともかなり綺麗だ。オマケにアルミホイールに嵌った9分山のスタッドレス4本が付いている。本人は車体色に難色を示したが、回りの立ち会い者全員の勧めで、押し切って購入と相成った。その後色々あって込み込み21万円で手打ちをする事になった。さて、そのデミオだが平成19年式の2型でグレードはスタイルC。エンジンは1,340ccだが何とツインカム16バルブを搭載している。最高出力91ps/6000rpm、トルクは12.6kg/3500rpmだ。少しだけ期待して乗ってみたが、エンジン音の割りに出足は鈍い。ツインカムなので高回転への上がりがもう少し気持ち良くても良いと思うのだが、前オーナーが女性だったので回していないのかも知れない。フィットRSと比べると酷ではあるが、車体の剛性が弱いような感じを受ける。4速ATもCVTには及ばない。出足もフィットのような軽やかな俊敏さが感じられないが、その他には大きな不満はない。ペーパードライバーのクルマの事を全く知らない小娘が乗るには勿体ないくらいである。納車時はこのタイヤを外して鉄ホイールにトーヨーの夏タイヤ装着インパネに市販のナビは組み込めないがタコは付いているカバーだらけのDOHCエンジン