ついに念願のポータブル電源投入
以前から気になっていた車載用ポータブル電源であるが、久し振りに調べてみるとサイズも値段もかなり進捗しており、1,000wh級でも手が届く価格になっている事に驚いた。使用シーンを考えてみると電気調理器、電気毛布、電気ストーブ、扇風機、テレビ、パソコン、照明、エアコン等が考えられるが、全てをポタ電で賄うとなると3,000wh程度は必要になるが、大きさも重量もかなりのヘビー級で価格もビックリするほど高価で、現実的ではない。エアコン駆動を諦めると、1,000whもあれば十分なので、各メーカーのお薦めを見てみたら、EcoFlowが期間限定でブラックフライデーセールをやっていた。しかも、今夏発売のオルタネーターチャージャーなるものが凄い。ポタ電を車載する場合、充電はソーラーパネルかシガーソケットからになるのだが、ボンゴフレンディーはオートフリートップが付いているので、屋根の上に物を載せると電動モーターに負担が掛かるし、駐車場の事もあり、車高を2,100ミリ以内に抑えたいので、なるべくソーラーパネルは付けたくない。また、シガーソケットからの充電だと、せいぜい80wh程度なので満充電には途方も無い時間を要する事になるが、オルタネーターチャージャーを取り付ければ、オルタネーターから発電した電気をバッテリーを経由し、余剰電気分をそのまま充電用として使えるので、何と最大800whで充電出来るのだ。新しく発売されたDELTA3(1,024wh)への充電時間は驚愕の1.3時間とのこと。これは凄い。もうソーラーパネルは必要なくなった。旅先への移動時間だけで1,024whが殆ど満充電にできると言う事だ。今回のセールではDELTA3とオルタネーターチャージャーのセットが驚愕の50%OFFの113,850円で更にクーポン割引で108,158円で購入でき、3,800円の特製タオルも無料進呈という事なので、そろそろ買い時だと思ってセールに乗った。それにしてもポタ電は安くなったものだ、少し前までは1,000wh級だと20万円は越えていたのだが、やってくれるなEcoFlowさん。数日で届いた製品はAppleのように梱包も美しく、デザイン、色、サイズも申し分無い。ただ、オルタネーターチャージャーの箱が思いの外重かったので、中身を出してみたら、本体はさほどでもないが、バッテリーへ繋ぐ5mのケーブルが重かった。そりゃそうだ。800whで充電できるとなると、このくらい太いケーブルは必要となるわな。電源を入れてみるとバッテリー容量28%となっていたので、コンセントからAC充電を行ってみたら、1,000whを遙かに超えて充電しており、説明書を読んだり、スマホの設定をしている内に100%となってしまった。充電スピードが無茶苦茶速い事に驚いたがそれもその筈、DELTA3のスペックは満充電まで56分だそうである。しかも、充電中は無音で全く音がしない消音設計となっている。可動音も30㏈との事だ。通常はスマホでWi-Fi接続して使用する仕様なので、接続してみるとDELTA3の入力値などを細かく設定できるし、オルタネーターチャージャーからの入力値やクルマのバッテリーへの逆充電など色々とできるようだ。これから、暇をみてオルタネーターチャージャーの配線をクルマに取り付けるのであるが、古いボンゴフレンディーのオルタネーターの発電量は80A程度なので果たして800whで充電できるのか?不安材料はあるがやってみるしかない。EcoFlowの最新1,000wh級ポタ電DELTA3オルタネーターチャージャーと同梱物書面にはUSBーC2口、USBーA2口、AC100V6口が付いている背面には12Vシガーソケット1口とDC5521が2口備わる背面の裏蓋を開いて収納すると電源、オルタネーターチャージャー、ソーラプラグが現れる幅202×奥行397.6×高さ283.6 重量12.5㎏廃熱ファンは前後に変更され上面はフラットで物が置ける