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カテゴリ:BALLET
きょうはすばらしかった!!!
これぞ、マシュー・ボーンの「スワン・レイク」。 押し寄せる感動。 胸を打つドラマチックな悲劇。 きょうのプリンスはニール・ウエストモーランド! ほんとにほんとにほんとにすばらしかったです。 今までのBest Princeです。 とってもノーブルでまさにロイヤル・プリンス。 2幕からは泣きっぱなしで、彼のすすり泣く音がずっとこだましていた。 じょじょに壊れていく彼の演技はすごかった。 そしてスワンは、ホセ・ティラード。 彼は… アダム・クーパーそのものだった。 肉体も踊りも表情もすべてがクーパーに生き写し。 しかも2年前のクーパーではなく、DVDの頃の(1995頃)のアダムなのだ。 出てきた時にものすごいデジャヴュと錯覚に囚われる。 彼が踊るとそこにはアダムがいた。 しなやかな腕の動き、美しいグラン・ジュテ… ちょっと涙ものです。 女王はキャンディス・エバンス。 超美人で背が高く、ホセ&ニールコンビと背丈がつりあっていた。 そして…ごめんね、KaTyさま、きょうのイタリアン・エスコートはアシュリー・ベイン! よかったです。コミカルな演技、笑いました。 もちろんビッグ・スワン、レイン・ドライバレットもビッグスワン! スペインのエスコートは東洋系のコーディ君。 ガールフレンドはソフィア・ハードレー。 幼年の王子はサイモン・カレイスコス、彼は森のきこりも兼ねていてとっても可愛かったです。よねzuzuさま。 1幕。 眠る王子の上に現れる大きな白鳥。ぐわーっと腕をあげていく仕種がアダムそっくり。うわー。 ここで幕が降りる。(今回公演の変更点) 幕が開くと朝で、王子の身支度。王子のお世話係にレイン。 幼年の王子が青年の王子に変わる。 ニールは青い瞳が大きくてとても美しい。美です。 ノーブルな雰囲気を漂わせている。 ソフィアハードリーはきのうのGF役、リー・ダニエルズ(美人)と違って子供っぽい感じ。 蛾のバレエは盛り上げてくれました。 女王のエスコートはきのうはニコラス・カフェツァキスでしたがきょうはジョー・コラサンティだったかな。 コミカルバレエ蛾のバレエが終わると一転、酒に酔っている王子。ここで女王に悲壮な顔でせまるが拒否され、どんどんこのあと壊れていくのだ。 スワンク・バー。 アフロ兄ちゃんはダスティッツィだと思う。濃い~ きょうはジョー・オートンが多分、きのうスペインのエスコートをやっていたショーン・ウォルターズ。この子は小柄だがとても雰囲気がいいです。ジョー・オートンになっていた。きのうのスペインも良かった! バーを追い出され踊る王子。ここで王子は泣き始める。悲しくてたまらない。そしてGFの裏切りを知り、目が一点を見つめる。顔を伏せて顔を上げる。ここがすごい。すごい目なのです。孤独、死を内包した絶望の目。 そしてあのメロディが聞こえ始める「白鳥の湖」の「情景」彼は魅入られたような表情をする。 しかしすぐ幻想は消え、元のバーの灯り。 絶望した彼は自殺しにセントジェームズパークに向かう。 そこで出てきたザ・スワン。 いやーすごい迫力。舞台下手手前で大きく体を回転させる。美しい。しなやか。ダイナミック。 白鳥は飛び去り、今度は白鳥の群れが現れる。 そしてロットバルトのファンファーレで大きくグランジュテして飛来するザ・スワン。まさに飛んできた。 群れの先頭に立つと王子をにらみつける。また去っていくザ・スワン。 圧倒的な白鳥のダンスが展開する。 不思議な音楽が満ち満ちて、ハープが奏でられる。魔法のように白鳥たちが静止し、その真ん中に王子がいる。 そして私的にはここが一番重要なシーン。舞台上手からスワンが後ずさりながら現れる。スワンは王子を見やり、踊り始める。 ここはそう、このようにゆっくりアダージョで踊って欲しかったのよ。(感涙)すばらしい。 そして四羽の白鳥。コミカル。 ザ・スワンのソロ。ここもすばらしかった~ マネージュもすばらしい。パドゥシャもすばらしい。 王子とスワンのダンスはすばらしかった。 ビッグ・スワン。ダイナミックで攻撃的で足をどんどん踏み鳴らす。 アシュリーよかった~ それからコーダ。このシーンはほんとにすばらしい。 ここのダンスはヘススは独自スタイルでまったく踊りが違ったけど、ホセは見事にアダムそのものだった。 白鳥が飛び去り、残された王子。ものすごい幸せそうな笑顔。ニールの演技はほんとにすごい。 そして休憩入って3幕目。 予想どおりイタリアンエスコートはサングラスをかけたアシュリー。彼はコミカルでした。 イタリアのプリンセス、きのうと同じ人でこの人サイコー。カースティ・メイサーかなあ。超ミニ。 女王が登場。女王とGFはやりあっている。 王子は心ここにあらずで女王に話しかけるが無視される。 みなでダンスを踊る。センターはイタリアン・カップル。いいですよ。 踊り終わると、ストレンジャーが現れる。 わあー、まるでアダムだよ。ガムをかむマイムをずっとしていた。 ストレンジャーは女たちを誘惑して踊り始める。やっぱ背が高いからいい! そして自分の魅力を見せ付けまくるストレンジャーのソロ。グランジュテ、すばらしい。3回転のピルエット。完璧。トゥール・ザン・レール。舞台上手へシェネしてテーブルに飛び乗る。完璧でした。 女王は男とお楽しみで舞台上手に消える。 スペイン、きょうはコーディ君。 ストレンジャーは執事に、 「じゃあちょっくら行ってくるわ。」 と言って、女漁りを開始する。イタリアンの王女がディープキスしている。 「おーいちょっと待てぃ!」とアシュリー。 ぷんぷんと舞台上手手前に立つ。プリンセスの靴を脱がせるストレンジャー。 アシュリーはダスティッツィに助けを求めるが相手にされない。じゃあ俺が行くか!とストレンジャーに近づくが逆に「なんだこら?」とにらまれて退散する。 「まあまあ、かっかしないでね、ね。」 踊りだすイタリアンカップル。 アシュリーがようやくプリンセスと仲良く踊りながら、ストレンジャーに「見ろよ!」と得意そうにがんつけるのが可笑しくて笑っちゃう。 ストレンジャーがエスコートにタバコを吹きかけるのも前回同様ありました。 ここでチャルダッシュ。 ノーブルでよいです。 王子とストレンジャーの緊張感びしばしでしかもダンスが美しい。 女王が戻ってきてストレンジャーとのダンス。いやー、ここの最初の女王の横で片足を曲げ、片足は前に伸ばしたジャンプ。すごい高い! 美しい。 リフトも高かった。ワルツも美しいホールド。 王子とのタンゴ。アダムだ~(また) 灰を顔に塗って「俺はスワンだよ~」と言って恫喝する。 王子はおかしくなってしまう。 皆に笑われる幻想を見る。ここ、王子が床に倒れて、床にフットライトの前で顔が浮かび上がる。大きく目を見開く。ここすごい。まさに狂気に落ちていく狭間。そして超美しい! 女王とプリンセスの群舞。 そしてお待ちかね黒鳥32回転音楽での男女集団ダンス。 すごくかっこよかったー アダムだった(また…) テーブル越えもかっこよかったです。 王子が乱心して現れる。上着をはだけて表情は崩れている。女王といちゃつくストレンジャーを引き離す。そしてストレンジャーにまさに泣きながら抱擁しようとしてはねつけられる。ピストルを出す。GFが撃たれ、王子は茫然とストレンジャーを見つめながら連れ出される。 3幕了。 王子は集団で医者たちに蹂躙される。もう可哀想で見ていられません。 ベッドで眠る王子のそばに白鳥たちが現れる。気がつくと誰もいない。ここで半分狂い掛けたダンス。ベッドから現れる傷ついた白鳥。 ここからはもうすごい。王子の喜び、王子の希望、そして王子の絶望。死。圧倒的なニールの演技力。すごすぎる。 悲しむ女王。ベッドの上に白鳥が現れる。 全幕了。 カーテンコール。 大拍手! すばらしかったです。ニール。2幕はホセのもの、しかし3幕4幕はあなたのものでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月24日 00時36分22秒
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